~相場の観測~
【週足参照】 =新たな高値にトライする経過=
※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
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前回「基調維持 上値をうかがう経過」(記:2020/9/25)では以下のように述べた。
「上値の重い神経質な推移するなか徐々に上値を切り上げ、9月14日には高値23,559円と上伸したことから安値(R)16,552円を基点とする上げ基調が維持されており、今年1月高値(Q)24,083円をうかがう経過となっている。」
とした。
実際には、小幅なレンジ(ボックス)で一進一退と推移するなか、下値と上値をわずかに切り上げる上げ基調を維持した。
※ボックス相場は11月8日(今年8月14日~13週目、7月15日~17週目、6月8日~22週目、1月20日から42週目)には、24,811円と18年10月2日の高値24,270円を109週目(両刃入れ)に更新した。
よって、現在は新たな高値にトライする経過となっている。
【日足参照】 =上方向示唆 上値追いへ=
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日足では前回「基調維持も早期に直近の高値23,559円(9/14)を上回ることが重要」(記:2020/9/25)では、以下のように述べた。
「23,000円を挟んで神経質で小幅な動き(上げ幅>下げ幅)となる中、高値23,559円(9/14)と僅かに水準を切り上げた。直近では下げ幅が472円(9/14~25日現在)とやや拡大していることから、時間をかけずに直近の高値23,559円を上回ることが重要となっている。同高値を上回ると上値を追う経過の継続となる。※高値に進むと今年1月高値(A)24,083円の更新が焦点(24,000円の壁突破できるか)となる。」
とした。
実際には、高値23,559円(9/14)から下げ幅を530円と拡大したあと23,671円(10/19)を経て反落。下げ幅を694円と拡大し、やや下値をうかがう動きを見せたあと(注意値幅1,235円の範囲内)切り返した。3日連騰(810円)で24,105円(11/5)と今年1月の高値24,083円上回り翌日には24,325円(11/6:4日連騰1,544円)と18年10月高値24,270円を一気に上回った。
よって、現在は新たな高値をうかがう経過となっている。
その場合、主な上値は以下の水準が挙げられる。
1)25,724円=D+9,172円(16年6安値~18年1月高値)
2)25,870円=D+9,318円(16年6安値~18年10月高値)
3)26,508円=D+9,956円(03年4月安値~06年4月高値)
4)27,206円=D+10,654円(03年4月安値~07年7月高値)
5)28,178円=D+13,226円(00年4月高値~03年4月安値)
一方、上値トライの経過も反動安とその値幅幅に留意。安値(N)21,530円以降では694円(Q~R)の値幅があるが、この値幅を超えると1,235円(O~P)、1,415円(N~O)、1,648円(M~N)へ拡大につながりやすくなる。
ただ、下げ幅が1,648円の範囲内に収まるようであれば、安値(D)16,552円を基点とした上げ基調の維持につながりやすい経過となる。
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【脳活 逆さチャート参照】 =新たな相場に突入も反動に留意=
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前回「攻防戦がつづくも基調維持!」では以下のように述べた。
「攻防戦が続いている。どちらが力尽きるかとなっている。これもまた相場なり」、「レンジ相場、長引くほどに結果は急騰、急落する可能性が高くなる傾向が過去において否定できない事実があるのだが・・・。相場自身の決
定を待つ?ことになる」
とした。
実際には、しばらくもみ合いが続いたが大きな動きが発生した。一本調子の相場はなく、今後に生じる反動(値幅)に留意するのが大事!
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【フォーカス】 ※TOPIX日足チャート参照
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~年初の高値更新が重要~
前回の“基調が鮮明に”(記:9/25)では以下のように述べた。
「上値をうかがう経過となっている。ただ、下値1,600p程度を下回ると下げ幅の拡大につながる可能性があり、リズムの維持が重要となっている。」
とした。
実際は、日経平均株価と同様に9月高値(G)1,661pから安値(H)1,579pまでの下げ幅が82p(G~H)とやや拡大も重要値幅の134pの範囲内に止まって切り返し、高値(G)1,661pを上回った。
よって、現在は上値をうかがう経過で今年1月の高値1,744pの高値更新が重要となっている。
※注:通常、チャートを見る上で『波動と値幅』は同時に考えておくことが大切である。
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【備考】~(1)マザーズ (2)NYダウ工業株30種 (3)ナスダック~
参照チャート 備考(1)マザーズ
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前回(記:9/25)は、
「安値(C)以降の第三波動の維持には反動安値幅が70p程度に収まることが大事と考えられる。この値幅を超えるようでは、第二波動(B~C)の値幅112p程度へ拡大する可能性があり、同水準維持が第四波動の安値として重要となる。維持すれば第五波動へつながる可能性を残すことになる。また、時間軸を(B)と(C)に置いて、それぞれ65日と71日の応答日が注目日となる。」
とした。
実際には、他の株価指数に先駆していたマザーズ指数は「時間がバランスする三波動構成」となった。
[時間]
安値(A)~高値(B)~安値(C)までの二波動71日に対し、安値(C)~高値(D)までの一波動が70日でバランスした。
[波動]
今年3月安値(A)557p~高値(B)1,060p~安値(C)948pを経て高値(D)1,365pと「三波動」を形成した。
[高値以降の経過]
高値(D)1,365pからの下げ幅は安値(E)1,155pまで210pと前下げ幅112p(B~C)から拡大した。その後の戻り値幅は110pと下げ幅210p(D~E)に対し半値強。また、前下げ幅112p(B~C)に2pおよばない値幅となっている。
よって、現在は直近の安値(E)1,155pの維持が重要となっている。
この水準を下回ると、一旦下値を探る動きにつながりやすくなる。
その場合の、主な下値は以下の水準(基本計算)が挙げられる。
(1)1,055p=F-(D-E)・・・N(エヌ)計算
(2)1,045p=E-(F-E)・・・V(ヴイ)計算
(3)945p=E-(D-E)・・・・・E(イー)計算
一方、安値(E)1,155pを下回らずに高値(F)1,265pを上回ると高値(D)1,365pを試す動きにつながりやすく、同高値を上回ると新たな上値に進みやすくなる。
その場合、主な上値は以下の水準が挙げられる。
(1)1,439p=E+284p(8/28~Dまで)
(2)1,451p=C+(B-A)
(3)1,563p=B+(B-A)
(4)1,572p=E+(D-C)
参照チャート 備考(2) NYダウ平均(日足)
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=今年2月の高値の更新が重要=
前回は「早期半値戻しが焦点」(記:9/25)として以下のように述べた。
「安値(T)26,763ドル(9/23)と下値を切り下げて値幅が拡大した。ただ、下げ幅2,337ドルは前値幅2,557ドル(M~P)の範囲内となっていることから安値(F)18,591ドル(3/23)を基点とする基調の維持の範囲内にあり、早期の反発で532ドルおよび692ドル以上の値幅が生じるか、または半値戻りが重要となっている。」
とした。
実際には、前回記述後の反発で高値(U)28,837ドルと安値(T)26,763ドルから2,074ドルの値戻しを経て、安値(Ⅴ)26,501ドルと反落した。高値(U)28,837ドルは前高値(S)29,100ドルを上回れず、安値(V)26,501ドルと前安値(T)26,763ドルを下回ったことから、短期三波動の安値を探る動きにつながりやすい経過となった。
ただ、安値(V)26,501ドルは≒26,500ドル=U-(S-T)と前下げ幅2,337ドル(S~T)と同値幅(≒2,336ドル)となる水準で踏みとどまる格好となって一気に切り返した。11月9日には一時1,610ドル高と急伸し、高値が29,933ドルと今年2月の高値29,551ドルを上回り、30,000ドルに迫る場面もあった。ただ、終値ではやや押し戻されたが、9月2日の高値(S)29,100ドルを上回り、11月13日には29,479ドルと上伸している。
よって、現在は高値トライとなっているが高値(S)29,100ドルから安値(V)26,501ドルまでの下げ幅が2,599ドルと拡大していることから、今年2月の高値29,551ドルの更新が重要となる。
今年2月高値(S)を更新した場合、主な上値は以下の水準が挙げられる。
(※)29,547ドル=F+10,956ドル(安値16年2月~高値18年1月)
(1)30,077ドル=高値18,312ドル(15/5)+11,765ドル
(2)30,356ドル=F+11,765ドル(安値09年3月~高値15年5月)
(3)30,586ドル=V+(S-P))
(4)30,705ドル=K+(K-F)
(5)31,057ドル=P+(K-F)
一方、反動安値幅は532ドル(9/8~16)の維持が重要。この値幅を上回ると、1,269ドル(9/16~23)や1,408ドル(8/19~S)など拡大へつながりやすくなる。
参照チャート 備考(3) ナスダック(日足)
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=9月高値更新が重要=
前回は「下値模索の経過だが反動高値幅が焦点に」(記:9/25)として、以下のように述べた。
「高値(Q)から小さな下げの3波動で、重要な値幅1,290p(F~I)を一気に超え1,424p(Q~T)と拡大した。また、安値(F)6,860p以降最大の値幅が生じたことから、高値(Q)12,056pに対する安値を探る経過となっている。ただ、下値模索の経過も生じる反動高値幅が注目となる。値幅としては、1)343p、2)404p、3)452p、4)528p、5)678pなどが挙げられる。また、戻り高値(S)11,190pの回復や半値戻し(Tを安値とした場合:11,344p)が戻りをうかがう動きにつながりやすくなるポイントとなる。」
とした。
実際には、9月23日の10,632pを安値(T)に切り返し、戻り高値(U)11,876p(上げ幅:1,244p)と半値戻しを達成したあと反落。安値(V)10,911pを経て11月6日には11,895pと高値
(U)を上回った。
ただ、高値(Q)12,056pを上回ることができず、高値(Q)12,056p以降の調整相場が進行するなか、短期の下値切り上げ(T<V)が生じている。
よって、現在は高値(Q)12,056pを早期に上回ることが重要なポイントとなっている。同高値を更新すると新たな高値にトライする経過となる。
その場合、主な上値としては以下の水準が挙げられる。
(1)12,155p=V+(U-T)
(2)12,464p=G+(G-F)×5
(3)12,652p=P+(O-F)
(4)12,774p=A+(A-F)
(5)13,180p=O+(O-F)
(6)13,480p=Q+(Q-T)
一方、反動安値幅965pの維持が重要。上回ると1,244p、1,424p、1,757pなどの値幅へ拡大しやすくなる。また、安値(V)10,911p、(T)10,632pは波動上重要ポイントとなっている。
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