今週(8月24~28日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で37円65銭下落し(率にして0.16%の下落)、2万2882円65銭で取引を終えました。2週連続の下落です。
週初は、新型コロナウイルスの治療法やワクチン開発への期待感から、米国株式が続伸したことなどを受け、国内株式相場も上伸。25日(火)には、日経平均株価が新型コロナの感染拡大により株価が急落する前の2月21日の水準(2万3386円)を一時上回りました。
ただ、週末にかけては、利益確定売りや安倍首相の健康への懸念などから伸び悩み、週末28日(金)はザラ場中に「安倍首相が辞任の意向」との報道を受け、一時急落しました。
「アベノミクスの終焉」が不安視されますが、誰が後任の首相になるにせよ、コロナ禍にあって、大幅な政策転換は難しく、基本政策は継続されるものと考えます。従来通り、好業績銘柄を選別していくことが肝要と思われます。
(水島寒月)
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