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投資情報メールマガジン                   2020/06/29
         炎 の 投 資 情 報 (第299号)

        -プロが導くお金創造のための投資情報-
                              週1回発行
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 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


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              -本日の目次-


■はじめに
■相場の視点 ~ポジティブ派かネガティブ派か~
■先週のIPO銘柄(6銘柄)
■株価低迷中の材料銘柄コメント
■次回予告


         報告者:炎のファンドマネージャー


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■はじめに


 油断禁物の新型コロナウイルス。外出自粛も県またぎも解禁されて心の緩み
が再び感染拡大につながりそうだと誰しも感じる今日この頃ですが、皆様にお
かれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 東京や首都圏を中心に全国で100名以上の感染者が見つかり、既に感染の
 第2波がやってきているのではとの感触がもたれます。
 これは日本国内だけに留まらず、海外でも同じこと。国ごとに違いはありま
すが、収束の兆しはいまだ見えず、ワクチンや治療薬開発もそう簡単ではない。
世界に比べると恵まれている日本とは言え、日常生活の中にコロナ対応は不可
欠となり、長い戦いがこれからも続いていくとの覚悟で臨むべきとのムードが
広がっております。

 そうした中で株式相場も高値警戒感も芽生え始め、波乱の展開も見られる昨
今となっております。先週末の米国株の調整を受けて今週の日本株も影響を受
けることになってしまいそうですが、過剰流動性相場の視点で取り組むスタン
スという基本を前提に様々な銘柄の動きを注視していくべき状況だと考えられ
ます。


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■相場の視点
 ~ポジティブ派かネガティブ派か~


 株式投資の基本は企業業績の方向性と株価の位置にある。少なくとも現在の
企業業績見通しはコロナ禍で不透明な状況にあり、株高を継続するには心許な
いが、コロナショックから3か月余り続いてきた株高トレンドはその理屈とは
反対の動きを見せてきた。
 これはコロナ対策で打ち出された政府の施策、異次元の金融緩和や補正予算
などが背景になっていると言える。同様に米国で採られた財政・金融面での対
応策による株高に連動した動きと言える。
 問題はこの流れがいつまで続くのかという問いかけに明確に答えることがで
きるのかと言う点。また、株価の位置付けでは高値圏にあるとの認識から絶え
ず不安心理も出てくる状況にあるということだ。

 このところの株式相場はポジティブ派とネガティブ派が睨みあいながら形成
されていると言って良い。
 時に下振れはありうるが、売ってリスクオフすればまた手元にお金が残り、
それを抱えたままではリターンは上げられない。空売りなどしようものなら反
対に担がれてしまいそうな不安が絶えずつきまとう。
 つまり波乱を覚悟しながら株式運用を継続すべき状況が続いているし、今後
もなおコロナ収束に向けた戦いを前提に株価の底堅さが続くという見方に沿っ
た運用をすべきとの結論に達することになる。

 個別銘柄においても行き過ぎれば反動安につながるし、極端な業績悪化は当
然株価に反映されるが、過剰流動性の下で好材料を求めての株価変動を継続し
ていくだろうとの期待は高い。