有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「株価の変動を無視していい事業を行う企業への投資を増やす」=
(有料メルマガ第504回・2018/10/23配信号)
※注 2018年10月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
じっくりとファンダメンタルズを確認し、買いのタイミングを考えた上で投資した企業の株が、投資環境の悪化で、一気に下げてしまうことが増えてきました。
短絡的な株価を追いかけるような投資をしていると、含み益の減少や、含み損の拡大で、選び抜いて投資したはずの株なのに、売る時期に悩み、焦りで精神的な苦痛が増えている投資家が多いと思います。
【中略】
そこで定期預金から株に戻すための資金は、当面の間はキャッシュで温存しながら、厳選してすでに投資した株に対して、株価が下がれば、損切り買戻しを実行しながら、投資株数は減らさないで、対応していく覚悟を決めました。
【中略】
2017年10月以降の私の投資のコンセプトは、その当時からの購読者の皆さんには耳にタコができていると思いますが、
『21年ぶりにやってきた勝ち逃げのチャンスを最大限に生かして老後の安心を掴み取る』
というもので、利喰い作戦を実行しました。
今回は、この資金の半分を株に戻す計画で作戦を立てていましたが、少し足踏みして株へのシフトは、先延ばしという状況です。
【中略】
株式投資というゲームは、生き残りゲームであると痛感しています。
私は短期トレードのセンスがあるわけではありません。
センスは生まれつきのもので、努力しても作れるものではありません。
しかし努力することにより、株式投資で利益を上げる道は、短期トレード以外にもたくさんあります。
その道、方法を見つけたい。知りたいと強く思い、努力することで見えてくる道が必ずあります。
そして生き残りゲームである株式投資では投資判断のミスを、出来るだけ減らしていく努力も必要です。
また株式市場で生き残るために、一番大事なのはリスク管理だと考えて、リスク管理の精度を高めていこうと努力しています。
【中略】
2月の暴落がスタートしてから、私は社会保険庁に出かけて、自分が65歳になった時にもらえる老齢基礎年金、妻が65歳になった時のもらえる老齢基礎年金の金額を確認して、それに基づき今後の兵糧を計算しました。
籠城戦を行う場合に備えたセイフティー・ネットの準備です。
去年キャッシュに換えた資金は定期預金などに固定してすぐには動けないようにしてありました。これを20年間で取り崩して兵糧として使います。この兵糧が精神的な安心を大きくしてくれています。そのうち、74歳から使う資金を、これから株に戻そうとしているわけです。
籠城戦は可能です。兵糧の援軍である年金も増えていきます。
あとは、インフレに備えるための株式投資で、どの企業への配分を増やして行くかということです。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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AGC(旭硝子)(5201)研究銘柄レポート+コラムの構成です。
コラムでは出光興産(5019)、昭和シェル石油(5002)、SUMCO
(3436)ほか、25銘柄について言及しています。
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