【サクッと3分読み可】
クリスマスキラキラムード全開の季節。今となっては妻・息子・娘達(一卵性双子)の物乞いビームにただただ怯えるだけの季節になった漢大石やすしです(同志の方々心中お察しいたします)。
そんな中でも皆様の持ち株が、クリスマス商戦の特需を無事得られますようお祈り申し上げんばかりです。
前置きはここまで。さてまずは前回記事の答え合わせから。
*振り返り
前回はSaaSについての所感をお話ししました。関連銘柄を少しでも良いのでウォッチしてみましたか?
その一角としてはラクスとかPCAとかフィードフォースとか。
決算発表が一巡した11月中旬。一通り目を通しましたが多くの企業が増収増益で納まっていました。中には超絶上方修正を出してきた企業も・・・
にもかかわらず、売られる場面が多く散見されました。まさにお話した通りの展開。これが「ギャップ」です。
ただし、昨年までと違ってやや成熟し始めたかな?とも感じました。
売られた後はなかなかの勢いで買い戻された銘柄も多く見られましたからね。来年の早い段階でSaaS全体が見直されてくるかもしれません。
産業として【革命期】から【急成長期】へ移行した頃、笑顔になれるのはどんな投資家でしょうか?お分かりですね?ご参考まで。
*今日のお題
さて今日確認する産業はズバリ【農業】です。
11月初旬にDMM亀山氏が株式会社ファーマリーの株を51%取得し連結子会社化したニュースはご覧になっていましたか?
ツイッターで亀山氏が「次は農業だ!」とつぶやいたのが凄く印象的でした。
しかし残念ながらその価値に気づいている日本人はとても少ないのが現状でしょう。
むしろ、「日本人だけが気づいていない」と言っても過言ではないかもしれません。人財・流通・インフラ、農業関連の上場会社は少数ですが存在しています。が、未だ正当な評価を得られていません。儲かるイメージがないのでしょう。旧態依然とした体制があるのも確か。分からなくも有りません。
水面下で緩和の動きが出ていたり、関連企業が少しづつ頭角を現している事をまだまだマーケットは無視したまま。
となれば・・・もうお気づきですね?
前回記事と同様に「ギャップ」の方程式が当てはまりそうですね。
年始には著名投資家ジムロジャーズも宣言していました。
「日本で投資したい産業がある。その一つは農業だ」
そのストーリーは≪希望≫と≪絶望≫が交差するセンセーショナルなもので(彼自身のキャラからすれば当然か)、日本で移民受け入れが本格化した場合に、日本人が嫌がる仕事に労働力が流れ産業の大きな成長が期待できる、それが農業であると。
逆に言えば移民を積極的に受け入れて農業を発展させ価格改定し輸出を活性化しなければ、資源無き島国日本の経済は危機的状況に陥る可能性があると。
パフォーマンスを含んだ極論だと思う一方で、大外れではないから耳が痛い。平均年齢約66歳と言われる農業従事者。外側からも内側からも、そして行政との共存の仕方からもイノベーションを興していくべき段階でしょう。
その筆頭になる企業はどこか?
これを探しておくと相場が始まったときに高みの見物となる可能性が生まれます。
生産者・販売者・流通・人財或いはそれらをITで繋ぐプラットフォーマー・・・手持ちの銘柄に疲れたら、チャートと睨めっこするのをやめて産業調査に時間をまわすのも一考。
こと個別銘柄に関しての分析調査及び売買指示は、大石のホームあすなろ投資顧問のお家芸ですから覗きに来て頂くと億の近道とのシナジー効果で有効度が上がるかもしれません。
今日も新たな勝者が生まれることを祈って。
(あすなろ産業調査部 大石やすし)
過去掲載 「投資顧問の在り方とSaaS関連の妙味」
http://okuchika.net/?eid=8797
[大石やすし氏プロフィール]
『投資家の勝ちこそが我々の価値!』をスローガンに掲げるあすなろ投資顧問の運営最高責任者。
IR説明会や企業へ訪問取材を敢行するなど、足で稼ぐ情報収集と投資分析を駆使した銘柄選定が持ち味。年に数回限りの大石銘柄は相場に数々のドラマを生み、その度会員様からの厚い支持を得てきた。
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株式会社あすなろ/関東財務局長(金商)第686号/加入協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
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