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ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい  第7回

2019/11/14 21:00 投稿

  • タグ:
  • 億の近道
  • 投資
  • 石川臨太郎
  • 2007年
  • 景気循環
※編集部注:
 このコンテンツは、2007年4月から石川臨太郎氏が億の近道に連載したコラムです。当時の雰囲気をお楽しみ下さい。


■第7回■

 次に海外に投資するか、日本に投資するかです。私はこれからも日本で生活していこうと考えているので、日本の資産への投資が主体となります。そこで気になるのは日本の景気です。景気が良くなれば、企業も儲かり、企業の株価も上がると考えているからです。

 日本の経済、景気については三菱UFJリサーチ&コンサルティング投資調査部長の嶋中雄二氏の考え方を参考にさせていただいています。
 日本の景気循環については、これから短期から超長期までの4つのサイクル、すなわちキッチン・サイクル(在庫投資循環:約40ヶ月、3年から4年周期の短期の小循環)、ジュグラー・サイクル(設備投資循環:約10年周期の中期的なサイクル)、グズネッツ・サイクル(建設投資循環:約20年の成長率循環)、コンドラチェフ・サイクル(長期波動:平均55年のうねりを持つ最長の景気サイクル)全てが上向いていくという黄金サイクルに入るというものです。


 景気循環を信じるものにとっては、これを株式投資に役立てないのはもったいないということになります^^;景気が良くなれば、企業の業績も良くなり、企業の株価も上がるだろうという単純な発想です。

 この考え方は機関投資家のプロのファンドマネージャーであった浜口氏の考え方でもあります。
 浜口氏は、十数年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事して、銀行、投信投資顧問会社などの大手運用機関にて主に年金資金の株式運用を行っていらっしゃいました。しかし普通のサラリーマンファンドマネージャーとは違い、古くから個人投資家に株式投資で生活するために必要なノウハウを提供し続けている林輝太郎先生にも学んでいる点で、個人投資家にも役立つノウハウを学べるとすごく期待しています。


 浜口氏とお話した時に
「私は2010年前後にかけての国内景気・株式市場について、非常に楽観的な見方をしています。具体的には「日本の景気循環は『第三の黄金サイクル』に突入し、それが国内の株式市場にポジティブな効果をもたらし、結果として株価は2010年前後にかけて上昇する公算が大」
と考えていると話されていました。
 そして
「次に来るべき上昇相場をどのように取るのか?この問いに対し私は、明快な回答を持っています。それを著書『
農耕民族型低位株投資戦略』として投資戦略を紹介する予定です」
といわれたので、待ちわびていました^^;。
 実際に本を読ませていただいて多くの投資のヒントをいただきました。
 浜口氏の作戦はアツギに代表されるような株価が200円前後の低価格の低PBR株への投資を主力とされています。


 私は低PBRではありますが単位株が100株で2000円前後の実質無借金会社をおもな分散の投資対象として選択しました。サラリーマンを卒業したために私は従来よりリスクに踏み込めなくなって、2006年は約8年ぶりくらいに株式投資でマイナスの成績を喫しました。2007年の3ヶ月でこの負け分は全て取り返すことが出来ましたが、まだマイナスを取り返した状態にとどまっています。

 しかし日本経済の黄金サイクルを信じるならば、最低でもここ5年程度は株式投資にはとても期待が出来ると信じています。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)


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