今週(6月24~28日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で17円28銭上昇し、2万1275円92銭で取引を終えました。小幅の上昇ながら4週連続の上昇です。
28日(金)からのG20(大阪市で開催)を控え、様子見機運が支配的な週となりました。
24日(月)は前週末比27円の小幅高でしたが、売買代金は4年半ぶりの低水準にとどまりました。
25日(火)は東京外国為替市場で円相場が1ドル=106円台後半まで買われたことが嫌気され、前日比92円安。26日(水)も続落。
27日(木)は、米国トランプ大統領およびムニューシン財務長官の発言から、週末に予定される米中首脳会談で貿易協議が前進するとの期待が高まり、同251円高と反発。
週末28日(金)は再び様子見機運が高まり、反落して取引を終えました。
29日(土)に予定される米中首脳会談では、米国による第4弾の制裁関税は発動が先送りされるとの見方が大勢を占めつつあるようです。
予想通りの結果になれば、来週の東京株式市場は堅調に推移すると見込まれます。
(水島寒月)
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