万年割安株というのがかならず市場に存在する。
東証1部市場の平均予想PERが13.6倍の時に中には5倍を割れているような銘柄が存在するのだから、中には20倍以上で評価されているような銘柄も存在することが読み取れる。
低PERだから運用成果が必ずしも上げやすいという断定はできないが、気持ち的には割安感の働きやすい銘柄で今後の成長ビジョンが描きやすい銘柄を投資対象としたいと考えます。
通常は新たな決算見通しが示されればそれに呼応して株価が変動することになるが、市場の人気や需給が足かせとなって多くの万年割安株を存在させる結果となっているものと推察される。
億の近道でこれまで筆者が取り上げてきた銘柄は様々だが、基本的には低PERが多い。またそれに低PBRや高配当利回りも加わりバリュー銘柄に注目するのが一つのパターンだと言える。
いくら割安感があっても残念ながらなかなか市場人気は盛り上がらない。
流動性がない銘柄、先行きの業績に不透明感がある銘柄、企業の内容が十分に認知されていない銘柄などがそうした類となる。
万年割安の地味株、流動性のない銘柄よりも派手派手な銘柄、誰もが知っている銘柄、創薬株、テーマ株の売買でいくのが基本的な投資スタンスだろうが、そろそろ低PER銘柄にも関心を持って頂きたい。
それにしても犬も歩けば低PER銘柄に当たる時代になってきた。
テノックス(1905・今期予想PER6.9倍)、協立エアテック(5997・同5.2倍)などのJASDAQ銘柄、日創プロニティ(3440・同4.8倍)、Lib Work(1431・同6.8倍)などのQボード銘柄は業績堅調ながら相変わらず低PERに甘んじている。これらの低PER銘柄が株高のトレンドに戻るには市場の投資マインドに変化が必要だと言うのは言うまでもない。
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(炎)
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