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大魔神のアンテナ

2018/12/27 07:44 投稿

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 株式市場が厳しい展開を続けています。しかし、「夜明け前の暗闇」と見ています。

 テクニカル指標は高値を当てることは、案外難しい。半面、底値を見極めることは案外と当てることが出来ると思っています。

 よくテクニカルアナリストが使うものとしては、「騰落レシオ(25日)」(25日間の上げた銘柄数と下げた銘柄数の比率を取る)。
 このレシオでは80%以下が売られ過ぎを示す。この水準に達すると、ほぼ、8割以上の銘柄が下落を続けていると見ることが出来、底値が近いと暗示する。

 もう一つは、25日移動平均線と株価の乖離率で、通常の判断基準は-5%以上乖離率がある場合には、売られ過ぎと判断している。
 10月月末の際の急落時は-8%以上の下落でしたが、今回もそれに近い下落(12月20日)を演じています。


 ただ、この2つのテクニカル指標の一つの欠点は、ある意味リバウンドを狙う際には有効的です。しかし、あくまでも自律反発的な動きで終わる場合があります。
 その為、私自身はこれらの指標も参考にしていますが、日経平均・TOPIXの底値を検証する際には、「サイコロジカル」と言うテクニカル指標を使っています。

 この指標は、連日する12日間の値上がり・値下がりを、それぞれ値上がり=勝、値下がり=負けとして、3勝9敗(パーセンテージでは25%)以下になった時を底値と見ています。
 このような時は年に数回あることはなく、1回から3回程度です。本年2018年は2月の下落時に示現しましたが、その1回だけです。

 今年も年内、このサイコロジカルが3勝9敗になるためには、21日(金曜日)25日(月曜日)の両日下落しないと、底値を示現したことになりません。大きな急落があると下げ過ぎによる自律反発などがあって、この指標はなかなか示現しません。
 ここ3日間で日経平均は1000円以上下げてしまった訳で、自律反発的な動きが予想されますが、そのような動きを示してしまうと、この指標は3勝9敗にならず、その場合には引き続き調整が続くことになってしまいます。

 株式市場が底値を示現する時は、総弱気にならないと訪れない。本当に厳しい状況になった時です。


 今、円高も進行・海外同時株安状況。買える材料がまったく見当たらない時に、降って湧くように「大金持ち」が出動してきます。
 それを楽しみにしたいです。


 年末、大変な時期ですが、ここぞと思えるチャンスも近いと確信して株式市場に臨んでいきましょう。


(大魔神)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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 この度、大魔神氏にお願いして、セミナーを開催してもらうことになりました。
 億の近道読者はファンダメンタルズ志向の方が多いと推察されますが、投資家の持つ武器は多い方が良いと考え、卓越したトレード技術と経験則に基づいた銘柄選別力を持つ氏へラブコールを送りました。

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