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資産形成ダイナミックメカニズム その2

2018/09/13 13:28 投稿

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 前回に続き、資産形成ダイナミックメカニズムの解説です。

 前回 ⇒ http://okuchika.net/?eid=7926



 今回は収入について。

 資産形成のアドバイスをしていると、多くの人が
「資産運用」に取り組めば、資産形成ができる
と思っていることを感じます。

 しかし、資産形成で一番大事で、誰しもが最優先で取り組まなければならないのは自分の収入を拡大することです。


 この自分のバリューを最大に高める努力が、資産形成には一番効果的なのですが、そこのところを誤解している人は多いように思います。

 それを踏まえて、資産形成ダイナミクスの表を解説していきましょう。


【1】収入を拡大する

 1)ヒューマンキャピタルバリューの拡大

   1.より長い年月働く

     a.健康寿命の延伸
      ・正しい生活習慣
      ・最高水準の医療サービスへのアクセス
        定期健診、治療


 まずは、健康面です。

 これもシンプルですが、「健康」でないと仕事に前向きに取り組めません。
 また実際に加齢に伴い、仕事をしていて体力が必要だと痛感することも増えてきます。

 まずは自分の体についてよく知り、その体の状態を最高にパフォーマンスが出せるように調整していくことも大事なことの一つです。


 私自身も、起業してから10年たちますが、起業してから仕事の忙しさにかまけてテニスなどのスポーツをやる機会が減ってしまい、7年ほどで10キロも体重が増えてしまいました。

 さすがに、体力の面でも低下を感じてきたので、3年ほど前からジムでパーソナルコーチを付けたトレーニングを行っています。

 結果として、3年間で10キロの減量に成功し、明らかに3年前よりも筋力もつき生活や仕事面での体調も良くなっているように感じます。

 これに加えて、今年は初めて定期検診に加えて、脳・肺・心臓のドッグも受診しました。

 これは、現在脳の部分でちょっとした問題がありましたが、いずれにしても自分の健康状態をしっかりと把握しながら、できるだけ長期間健康で働ける状態を作るかという事に対してもしっかりと時間とお金を投資することが大事です。


     b.生涯学習の継続


 長い期間、ビジネスの現場で稼ぎ続けようと思うのであれば「生涯学習」が欠かせません。

 世の中が速いスピードで変化していきますので、しっかりとその状況に対して学習をして知識や行動をアップデートしていくことが重要になります。

 スマートフォンが世に出たのは10年ぐらい前です。
 そこからあっという間に世界中でスマートフォンが普及しましたが、皆さんはしっかりと機能を使いこなしているでしょうか?

 昨日は、私の大学時代のゼミの教授からLINEで突然連絡が来ました。
 吉野直行という現在アジア開発銀行研究所の所長を務められている先生です。

 先生は確か今年で68歳になるはずですのでLINEで、ゼミ生に連絡を取るのかと驚きました。
 ちょうど明日先生とskypeでお話をさせていただく予定になっています。

 ゼミの先生も、60代後半になってもしっかりと世の中のテクノロジーに対して積極的に取り入れて行動されているので、世界の一線の中で活躍し続けられているんだと感心しました。


 このように、学び続け、行動を変え続けられる努力が、長く稼ぎ続けるための大きなポイントになります。


     c.人的ネットワークの拡充
      ・職業上の人脈(能力の源泉)
      ・癒しの源泉(strong ties)
      ・ビジネスチャンスの源泉(weak ties)


 仕事とは、人と人の間で行われるものです。

 私も独立してから痛感しましたが、やはり仕事とは人とのつながりの中で信頼をベースに発生するものだと理解しています。

 それが、大企業になればなるほど、個人ではなく組織としての関係に陥りがちです。

 しっかりと人と人のコミニュケーションを取って、信頼できる個人の人脈を広げていくことが長く働くためには重要なことになります。

 それが職業上の人脈を築くという事になります。


 癒しの源泉(strong ties)とは、先程の体の状態を維持するのと同様に、心の状態を維持することも重要です。
 そのためには、本人がしっかりとリラックスできるような親身な人間関係が必要です。

 とても分かりやすく言えば、プライベートな家族や恋人などとても親しい人たちから精神的な活力を得ることができる状態にあるかという事になります。


 そして、最後はビジネスチャンスの源泉(weak ties)

 これは、ビジネスのチャンスやヒントは、普段日常的に付き合っている人たちではなく、過去に一緒に仕事に取り組んだ仲間であるとか、趣味の仲間であるとか、勉強会の仲間であるとか、直接仕事で接している人々とは異なるところがきっかけになることが多いという事のようです。

 これに関しては、意識的に自分のことをある程度理解してくれる人を増やしておくとこのようなきっかけを生み出す可能性が広がるという事なのだと思います。


 最後に、資産形成に取り組むのであれば、まずは自分の収入について意識を向けることが重要です。

 おそらく多くの人にとって、金融資産の利回りを上げることよりも、自分の収入を少し上げる方が資産形成にとって大きな効果を生むことができると思います。

 こうしたことにしっかりと取り組んだうえで、余剰資金をしっかりと運用していくという姿勢で資産運用に取り組むと、気が付いたら資産形成ができているというものだと思います。

 特に年齢の若い方は、まずは自分の収入を向上させるための取り組みをしっかりと考えてください。


 若い人がしっかりと資産形成に取り組む際の参考図書としては、過去にコラムでもご紹介しました「私の財産告白」本多静六を推薦します
 http://okuchika.net/?eid=7549


株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一


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http://abvom.biz/brd/archives/ahwxrr.html


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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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