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 今週(7月17~20日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で100円53銭上昇し(率にして0.4%の上昇)、2万2697円88銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。

 3連休明けの17日(火)は、円相場が1ドル=112円台に入ったことを好感し、輸出関連株に買いが入り、日経平均株価は6月15日以来、約1カ月ぶりの高値を付けました。続く18日(水)は、円相場が1ドル=113円台に入り、約半年ぶりの安値に下落。日経平均株価も続伸しました。

 19日(木)は利益確定売りが優勢となり、5日ぶりに反落。続く20日(金)も、米中貿易摩擦拡大懸念の高まり、中国人民元安を警戒した売りに押されました。


 来週は外為相場で円安・ドル高の流れが継続すると予想します。
 今年の年初来安値である1ドル=113円40銭(1月)を下回る局面もありそうです。

 3月決算企業の18年度第1四半期(4~6月)の業績も好調が見込まれ、円安を背景に底堅い相場展開が期待できそうです。


(水島寒月)


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