億の近道 チャンネル版

ビジネスは一気に伸びる時期がある!!

2018/03/07 13:17 投稿

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 億の近道には筆者から様々な調査活動結果が寄せられています。投資家にとって必要な情報は過去から現在までの事業とそれから先の未来の成長を読み解く分析力かと思われます。

 かつて自らを未来学者と称して坂本先生という方が未来を予測していた記憶がありますが、アナリストや調査マンといった職業の方も企業が発信する情報を基に未来を予測して企業の評価していっている訳です。

 その未来が明るいのであれば現在ついている株価をより高く評価できますし未来が明るいとは言えないのであれば評価を下げる必要があります。


 そうした未来予測が簡単ではないことは皆さんもよくご存知かと思います。

 それでもそこにビジネスチャンスがあるとの思いから億の近道の執筆陣の中でも熱心な調査活動を始めた皆さんがいることを本日はお伝えしておきたいと思います。

 その一人は月曜版でもおなじみの相川伸夫さん。

 相川さんは先日の炎チャンネル第7回(YOUTUBEかニコ動で視聴可能)にもご出演頂き、熱く語って頂きましたが、若手の情熱投資家という立ち位置で積極的な活動を続けています。情熱投資家は自らの信念に基づいて面白いと思った銘柄を選定し徹底的に調査をして、この億の近道にも時々投稿頂いております

 [第7回]「特別対談:相川伸夫」
 【YouTube】https://youtu.be/YM2uBOPquEw
 【ニコニコ動画】http://www.nicovideo.jp/watch/1519969869
 

 企業は絶えず成長に向け頑張っている姿があって、それを評価しながら投資家はリスクテイクをしているのですが、そうした成長は業績、特に利益で表されます。

 経常利益1億円しか上げられない企業よりは10億円上げられる企業の方が評価は高くて当然で、それが更に今後伸びていくということになればより高い評価がなされることになります。

 経常利益の水準は結果として時価総額(株価×発行済み株式数)の水準を高めていくことになり、個々の企業の時価総額の向上が市場全体の時価総額にもつながり、ひいてはそれが国の富にもつながることになる訳です。

 利益成長があると時価総額が高まる筈なのに認知度が低いためか利益が伸びても低評価のままで推移している事例も多いのですが、私も相川さんもどちらかと言うとそうした未来が明るいのにまだ市場での評価が不足している企業を見出そうとしていることが先日の炎チャンネル(YOUTUBEかニコ動でご視聴下さい)でもお分かり頂けるかと思います。


 企業の未来を見出すには多面的な分析が求められますが、実際にそうした企業の変化をタイミング良く見出せるかどうかにかかっています。ですから一人だけではなく多くの銘柄ウォッチャーや調査仲間と意見を戦わせながら見出す努力を重ねていくべきかと思われます。

 その企業の成長をリードする社長やそれに準じる経営陣が奏でる成長のシンフォニーが感じ取れるのであれば未来への自信につながります。数字になって出てくるのは少し先の未来だとしてもそのタイミングで皆さんにアピールを開始する相川さんの活動には多少の勇気と感性が必要になるのかも知れません。


 前置きが少し長くなってしまいましたが、過去の私の企業調査活動においてウォッチしてきた銘柄を本日はいくつか取り上げておきたいと思います。


1.ヤーマン(6630)2009年12月IPO

 公開価格3700円 公開時時価総額107.7億円 
  ⇒時価1699円  現在時価総額991億円(9.2倍)

 美顔器や痩身器具などの開発製造会社で家電量販店や通販で販売する女性社長に率いられた美と健康をテーマにした企業。
 リーマンショック後にIPOし、その後の業績は2012年4月期まで順調に拡大。しかしながら通販向け卸販売の苦戦から2013年4月期決算を大幅に下方修正。経常利益17億円台から5億円台に急減したことで投資家の期待は一旦は裏切られました。
 IPO後にウォッチしてきた私も美と健康をテーマにした同社のビジネスの成長に期待していた一人ですが、利益の急減に失望し、関心が薄れてしまいました。
 株価もIPO後2016年までの7年間は小さなさざ波に過ぎませんでしたが、ふと気がつくとその後のインバウンド需要の高まり、中国向け需要増の中で一気に業績が急向上し、今期の経常利益46億円程度が見込まれるとともに評価は一変し昨年9月の高値は14030円という水準になってしまいました。その後、11月に10分割を実施した後も比較的株価は高水準で推移しています。

 教訓⇒いつどんな形で企業業績は変化するか分からない。
    あきらめずにもう少しウォッチすべきだった・・。
    10倍化銘柄の典型例。


2.平山ホールディングス(7781)2015年7月IPO

 公開価格2130円 公開時時価総額36.8億円
 上場後安値807円 安値時時価総額13.9億円
  ⇒時価3225円 現在時価総額55.1億円(安値時比3.96倍)

 テルモなどの製造業クライアントの構内請負、派遣、人材紹介を主力に事業展開。タイなど海外でのビジネス展開も図る。
 上場直後から企業訪問してIR担当者や役員との面談を重ねていましたが、その後、業績を大幅に下方修正してしまいました。その結果株価は公開価格から半値以下の水準(807円)まで落ち込みました。
 その際のIR担当者の対応に不満を抱いた私は同社からしばらく疎遠になってしまいました。
 その後1000円以下での株価推移がしばらく続きましたが、昨年春くらいから上昇に転じ先般3645円という高値をつけました。安値水準の時はとても心配された株価ですが、企業の底力か、業績が今期の中間期において上方修正され通期もきっと上方修正されそうだとの見通しからか株価はそうした期待感から出来高を伴いながら上昇してきた格好です。

 教訓⇒石の上にも3年。1年やそこらで結論は出ない。
    辛抱してこそリターンは上がる・・。



 こうしたやや残念な結果があったりはしますが、絶えず前向きにチャレンジしていくことが大事な点かと考えられます。今もなおクロスフォー(7810)などチャレンジ中の銘柄があります。今回は社長やIR担当者との交流が盛んになっております。結果としての業績向上自体は社長の頑張りに期待しますが、上記のような残念な結果とならないためにも直近の株価低迷の中でもあきらめず応援して参ります。

 これから私も相川さんと一緒にまだまだチャレンジしていくことにしますので皆さんのご支援を宜しくお願いします。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)



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