このところの話題は30日にマザーズに上場予定のUUUM(3990)です。
何と読むか、読者の皆さんなら既に調べておられておわかりかと思いますが「ウーム」と読むそうです。
1983年生まれの33歳の鎌田社長(光通信出身)が率いる従業員147名の設立から4年という若い企業です。人気のYouTuberヒカキンとの出会いや孫泰蔵氏との出会いが創業のきっかけとなっています。(同社サイトより)
この会社は今や世界的な映像情報媒体となった「YouTube」に映像や音楽などを投稿し閲覧数を増やすことで企業広告の価値を高めて投稿したクリエーター(YouTuberと称します。)の活躍の場と収入の管理を行う企業と言うことができます。
上場時の発行済み株式数は600.2万株で公開株数は59.43万株。
公開価格は2050円で時価総額は123億円となっています。
これは今期予想経常利益3.8億円の32倍となっており、通常のIPO銘柄がおよそ10倍程度ですので、やや割高な印象を持たれるかも知れませんが今後の成長期待が公開価格に反映されていると考えれば妥当とも言えます。
公開価格の今期予想PERは予想EPS43.8円に対して46.8倍。
設立来の売上高は13億円、33億円、70億円、今期予想90億円と成長。
経常利益もそれぞれ▲2.6億円、2.2億円、3.5億円、3.8億円と拡大しており、それがこの公開価格につながっていると言えます。
おそらく上場初値も大きく人気を集めるものと考えられますが、ムード先行となる点には注意が必要です。
ところで冒頭のタイトルとこの話は何の関係があるのか?とご指摘を受けそうですが、本メルマガが創刊以来、お世話になってきたメルマガ界のパイオニアとも言うべき「まぐまぐ」にもそうしたビジネスチャンスがありそうだとの思いからのものです(詳細は改めて・・)。
とにかく社歴を重ねて実績の豊富なまぐまぐにはぜひこれからも頑張って頂きたいと願う次第です。
UUUMに所属されているクリエーターは2017年6月末現在178名でチャンネル数は4526とのことです。私もいくつかチャンネル登録して楽しんでいますが、これまでの地上波テレビにはない楽しみ方を提供してくれています。
いわば無名の芸人が所属する芸能事務所のような存在となっていて、閲覧数が万単位となっていくと広告の価値が上がって一流芸能人と称される皆さんよりも閲覧されるケース(ヒカキンやピコ太郎など)が増え世界中に閲覧者が広がることになります。
ピコ太郎は売れないお笑い芸人から一躍世界中の人気者となってCMなどにも引っ張りダコとなっていることはご存知の通りです。また、政治・経済・文化・国防などの分野でも地上波にはない論客の話を見聞きすることができます。
今や、NHKなどの地上波TVや有料TVよりもPCやスマホでYouTubeを見る時間が長くなったとお感じになっている方が多いのではないでしょうか。
それに対して「まぐまぐ」の登録メルマガは2万種類と聞いた記憶がありますが歴史を重ねてきたメルマガを束ねるまぐまぐの凄さを改めて感じています。
株式啓蒙メルマガとして1999年に創刊された「億の近道」が存在するのもプラットフォームとなっているまぐまぐのお陰かも知れません。
文章力と情報力のみで勝負する億の近道のクリエーターは他の分野でも活躍する有力な方々ばかり。組織に所属されているのでペンネームでの活動を続けている方も多いのかも知れません。他の有力メルマガでもそうした点は共通するのかも知れません。
そうしたことが十分にお伝えできないまま、長きにわたってまぐまぐとともに活動してきた中で、今回「億の近道」執筆陣を代表して私、炎とBコミさんの2名が「まぐまぐ」主催のセミナーに講師としてお話することになりました。
幅広いジャンルのメルマガを代表して今回、お話させて頂くことになった私も今から楽しみです。開催は9月10日日曜日の午後の予定ですが、読者の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.mag2.com/events/talksession/20170910/
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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