本日は特別に、最新号(本日配信)の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。
=コラム「株価が上昇傾向の高技術内需株を投資対象にすることも検討」=
(有料メルマガ第441回・2017/7/18配信号)
【前略】
― 自分の我慢を試されるような株価の動きが続いています。自分がポートフォリオの主力として多く持っている企業の株が上がらずに、優待単元だけ持っている企業の株が暴騰を始める。ファンダメンタルズで投資を行ったなら我慢するのが大事なことだとは思いつつ、ちょっと投資対象を変更してみたい。このような誘惑にかられることが多くなってきました。 ―
思いもしなかった企業が急速に上げ始めることもある反面、財務内容も抜群に良く、膨大な含み益のある土地を大量に持っている、投資指標からみても割安な、高配当利回りの株価が上がらないで下げてしまう。こんなことが良く起こります。
研究銘柄にしたら、急に株価が下げ始めた企業の株が、1週間くらいしたら急速に上げ始めることも多くなってきたように感じます。
直近の12週間分(12銘柄)の研究銘柄の株価の動きを確認してみます。
【中略】
12銘柄のうち9銘柄が上昇し、3銘柄(P社、H社、D社)がメルマガ配信日の株価より残念ながら下げています。
P社とD社は、原稿を書いた金曜日の終値よりは高いです。
原稿を書いた日よりも安いのはH社です。
もしメルマガ配信日の終値で各銘柄を1単元ずつ購入した場合のパフィーマンスは+6.38%です。
一番大きく上げたのはT社の+55.69%。
パフォーマンスが一番悪いのがH社の▲1.40%です。
投資指標的にも割安で、配当利回りも高く、販売先にも全く不安がないので株価の上昇する可能性が高いと考えていたのがH社ですが、予想通りには株価は動いてくれません。
EUからの巨額な制裁金を受けるかもしれないというニュースでポートフォリオから損切りして外したキヤノンの株価は売った日の翌営業日から戻してしまいました。口惜しいですが、しょうがないと考えています。
株価は絶対に自分の思い通りには動いてくれないものだと過去の経験から考えています。
H社の株価にしても2018年3月期の第1四半期の決算短信が発表されて、前期比で増益になっていたら、大きくリバウンドする可能性が高いと考えています。
【中略】
株価の動きだけで見て持ち株を売って、その直後に暴騰された経験がある私には、そんなときの投資家の気持ちが良く分かります。私は過去に前場で損切りしたら、後場からストップ高をつけられた苦い経験も持っています。
おまじないのために、主力株を少し売って様子を見ていると、急に上がり始めることも良く起こります。そこで縁起をかついで主力株の一部を売ることもあります。上がることもあれば、上がらないこともあります。まあ、憂さ晴らしのための投資行動です。
いまはやらなくなりましたが、売って、すぐ売値より高く買い戻した株が、その後に大きく上げていくので、わざと売って高く買い戻したこともありました。
プロの投資家でも縁起をかつぐ人が多いと本などで読んだことがあります。
私が予想した通り大きく上げ始める企業もあります。
例えば去年の最後に研究銘柄とした岡谷鋼機などは7月の配当優待銘柄なので、6月くらいからは大きく上げるとかなり確信をもって株価を見ていましたが、予想通り大きく上げてきました。
岡谷鋼機の1年間の株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=7485
しかし、同じように確信をもって、いつ上げても良いと考えているO社の株価は、少し上げてもすぐ下げる状況が続いています。
自分の思い通りには動いてくれない株価ですが、けっこう合理的ではない売買などをやったり、ゲンを担ぐことを行う投資家も多いです。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
【資産豊富で事業も黒字!不動産を多く持ち、再開発にも期待でき、低PBRの配当優待企業を研究!!】
本日配信の有料メルマガでは、豊富な不動産があり、再開発など付加価値による伸長も期待でき、過去20年間黒字を維持している、低PBR高自己資本比率の安定配当と株主優待の企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「自分の主力株がまったく上がらずに、耐えるのが辛くなりすぎた時には、資金を分けて、一部の資金で普段とは違うトレードをやってストレス解消を行うのも精神的には良いことだと考えて、実行しています。またPERにあまりとらわれず株価が堅調に上昇傾向を続けている高技術の内需株を投資対象にすることも検討し企業分析をしています。」と題し、本日掲載した内容に加え、今後の研究銘柄候補としてあるセクターから4銘柄、別の業種から5銘柄を取り上げています
金曜日までにお申し込みの方は最新号をお読みいただけます。
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【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】
1月12日~11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在
1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信
※この銘柄は2回配信しました。
パフォーマンス分布
+100%以上 3銘柄
+50%~100% 2銘柄
+25%~50% 14銘柄
+10%~25% 15銘柄
0~10% 8銘柄
0%以下 3銘柄
42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
過去サンプル(コラム)
増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
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