2月頃にも都議会議員選挙を話題にしましたが、あっという間の4か月です。23日には告示され、7月2日投開票となります。これは大事な選挙です。
最近では「森友学園」だの「加計学園」だのと連日TVニュース(バラエティ番組)の格好のネタになっていますが、流石に飽きましたね。
要は、脇の甘い政権中枢が金集めに利用された(詐欺)話と、役所が官邸(権力者)の希望を忖度しただけと言う、昔からよくある話しです。
ところが、文科省としては(先生方にご理解いただいていたはずの)天下りを摘発された(政治家の手柄にされた)腹いせに、クビになったギャル好きの前事務次官が反撃に転じたと言う・・・内輪揉めに発展した訳です。もちろん不透明な部分はきちんとした説明が無ければ安倍政権も信頼を失いますが、実態はボスザル争いみたいなもので、自民一強を抑えたい既得権勢力の動きもあるものの、まあ・・・情けない話です。
詐欺をした奴は罰すれば良いだけで、何かもらった政治家や役人がいればこれも罰すれば良いだけです。
新獣医学部は獣医師の既得権維持のために50年以上も新設されなかったのだから建てれば良いです。その為の特区なのですから。ペットも増えていますし、そりゃ、首相の友人が理事長なのですから多少の忖度はあって当たり前。だからどうした?と言うレベルで、汚職のメッカ中国から見たら誤差の話しです。
こんな些末な事柄を天下の国会で大騒ぎしているのですから、海外からは馬鹿にされますわね・・・。このマヌケな内輪揉めをしているうちにも中国は着々と勢力圏を広げ、お隣のキム君あたりは「よしゃ!あと数発ミサイル撃っとけ!」と、周辺国の笑いネタにされていることでしょう。
こんな間抜けな国会を眺めていても時間の無駄ですから、まずは選挙に行き、自民党系大物都議を落選させねばなりません。
私も東京都の仕事に関与したのは短い期間でしたが、それはもう既得権と既成事実と癒着と無駄の塊です。多数与党の都議と官僚の持ちつ持たれつの構図がはっきりしており、何故に都政の開示が悪いのかは一目瞭然です。
それこそ少数野党の都議には何も知らせず村八分、議員提案をしても放置と・・・、与党議員と上級官僚が結託して既得権を謳歌している巨大腐敗自治体です。
国は国で「高等教育無償化」なんてアドバルーンを上げ始めるし、公共工事の談合やら水増し請求やらと問題が発覚しているのに懲りない連中です。
全国で1/3もの大学が定員割れ(大半が地方)している中で、公共工事も減ってきていますからバラマキのネタ探しです。どこまで国民を馬鹿にすれば気が済むのか・・・。
今回は小池氏の登場により、久々に都民が桃太郎侍になれる機会が来ました!
日本中に溜まった澱を一つずつ取り除いていかねば株式市場も、もちろん日本国にも将来はありません。
これにより政治浄化が進んだり、並行して株式市場で資本効率の無駄が排除されるような仕組みが出来るなら日経平均3万円も夢ではありません!
ただその前に、都議選で自民党惨敗となると不安材料が頭をもたげますので、もう少し様子見かな?などとも考える今日この頃です。
(街のコンサルタント)
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