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割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる

2016/12/28 23:25 投稿

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 本日の石川臨太郎の有料メルマガから、コラムの一部を掲載します。
 最新コラムをお楽しみください。


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アベノミクスがスタートした後の好調な5年間の日本株市場でも、毎年の12ヶ月間のあいだには約束されたように大きな暴落が起きました。来年も約束された暴落はきっとくると考えて、バーゲンセールが起きた時に、しっかりとリバウンドできる企業に投資できるよう、自分の投資能力を点検して強化する。そしてセーフティ・ネットに対する更なる強化対策を実行しながら、来年の相場に臨みたいと準備しています。


 掉尾の一振が今年も起こったので、良いお正月を迎えることができる投資家が多いだろうと喜びながら、自分の今年の株式投資の良かった点と悪かった点をしっかり点検しています。


 今年もあと5日となりました。2016年にも『リスクは思わぬところから襲い掛かってくる』と痛感させられることがいくつも起こりました。

 イギリスの国民投票でEU離脱が選択されるとは予想もしませんでしたし、トランプ氏が米国大統領に選ばれることも予想できませんでした。

 2017年を迎えても、中国の不動産バブルが破裂して、経済的に苦境になる可能性もあり心配事の種は尽きません。しかし、すでに多くの投資家が知っている事態で発生する株式市場の下落より、いま予想されていない危機が突然に発生して起こる暴落のほうが大きくなる可能性も存在します。

 つまり株式などのリスク資産に投資する時は、『まだ誰も気がつかずに知らないリスクが、いつ起こっても不思議ではない。』ということを覚悟したうえで、「リスクは避けるものではなく管理するものである」と考えて、リスクが起きた時に助けになるセーフティ・ネットも計画的に準備しながら、投資を行っていくことが大切なことだと考えています。


 リスク資産への投資ばかりではなく、仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものではありません。どんなに現状でリスクの存在を想定して、リスクにかかわり、リスクをコントロールできていると考えても、リスクは自分の予想をすり抜けて襲いかかってきます。

 いまでも、福島の原発事故が起きた時の恐怖は薄れていませんが、地震国日本で充分以上に高い耐震設計をしてリスクは管理されていると考えられてきた原子力発電所でも、想定以上の自然災害(=地震による大津波)により大変な危機状態に落ち込みました。

 株式投資においては、投資している企業自体の業績が悪くなることもあるし、業績は順調だったのに取引先が倒産して、突然大きな不渡りをくらい、不良債権が発生することも起こります。

 企業の業績は好調でも、政治的リスクでも自然災害のリスクでも、世界中の株式市場が暴落することもあり得ます。
 日本株への投資家はイギリスの国民投票の直後も、アメリカ大統領選挙の直後も、イギリスの株式市場やアメリカ本国の株式市場より日本株が大きく下落すること、そして日本株の下落率の方が当事国の株式市場より大きくなることも経験しました。

 だからこそ、自分の収入や資産背景など経済的実力を、しっかりと自分で把握した上で、いろいろな資産への分散投資を行う。さらに借金を活用したレバレッジ投資は厳に慎む。このようなことが大事なことだと考えて、実行しています。


 ただ3.11世界同時多発テロの暴落も、リーマンショックの後の暴落も、東日本大震災後の暴落も乗り越えて、株式市場は暴落時点から回復してくれました。そのことも忘れてはいけない過去の大切な経験です。

 自分の人生から逃げることが出来ませんが、リスク資産への投資は、すっぱりと止めてしまうことも可能です。しかしやめてしまったら、過去の暴落のあとに常に起こってきたリスク資産の回復による利益を取ることが出来なくなります。その覚悟を持ってリスク資産に投資するかどうかを決めることが必要です。
(後略)


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 まず、業績が好調、低PER低PBRで、グローバルに展開する財務基盤が強い配当優待企業を、研究銘柄として掲載しています。

 もう1社は、伝統的な事業ながら新分野も好調で、低PER低PBRで、どのような環境でも黒字を維持できる、内需100%の優待企業を、第2の研究銘柄として掲載しています。

 また、コラムでは本日一部掲載したとおり、「株式市場が大きく下落しているときにファンダメンタルズから割安だと確信できる企業を選んで分散で投資を行えば、その後やてくるリバウンド相場で大きく稼げる。いつも株式市場の暴落の時にこころの拠り所にしている鉄則が2016年の日本の株式市場でも確認できました。このことを心に刻んで来年も株式投資と向かい合っていきたい。」と題し、過去の経験則を踏まえた上で、2016年の自身の投資行動を振り返ると共に、節税のテクニックにも触れています。

 さらに、下値が限定的な可能性の12月の優待銘柄10社や、12月本決算の非優待銘柄5社、そして将来の研究銘柄候補として9銘柄を取り上げています。

 木曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
 是非この機会にご購読下さい。


【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】

 1月12日~11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在

 1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
 2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
 3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信

 ※この銘柄は2回配信しました。

 パフォーマンス分布
 +100%以上   3銘柄
 +50%~100% 2銘柄
 +25%~50% 14銘柄
 +10%~25% 15銘柄
    0~10%  8銘柄
 0%以下      3銘柄

 42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。


 コラム銘柄は、261勝9敗でした。コラム銘柄の最高パフォーマンスは、
 7月26日配信メガチップス(6875)の+121.06%でした。

 コラム銘柄パフォーマンス分布
 +100%以上    1銘柄
 +50%~100% 31銘柄
 +25%~50%  66銘柄
 +10%~25%  98銘柄
    0~10%  65銘柄
 0%以下       9銘柄


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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


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