リスクの取れる皆さんには結果としてリターンが得られます。そうは言ってもリターンを得られるかどうかは銘柄や投資タイミング次第ではないかと言われるのかも知れませんが、理屈上は企業活動によって収益の拡大が図られ投資家にもリターンがもたらされることになるのです。
結果としてのリターンを得られるかどうかはともかくリスクが取れる状態の皆さんは幸せな中におられる訳です。明日食べるお金に困っていないからこそリスクが取れるのです。
一人一人の投資家のリスク許容度は様々でしょうが、山に植林する気持ちで50年もの間、上場企業に投資し続けた投資家が私のまわりにもお見えでしたが、 その投資家は戦後上場したばかりのトヨタ(7203)に投資して何回となく無償増資で株数を増やし、元は売らないで、無償で来た株だけを生活の糧として暮 らしておられ、100歳で元気に!?他界されました。
株を買う時が一番幸せだという顔をされ、いつもニコニコと笑って過ごされていました。
そこまで長期スタンスの投資家はもういないのかも知れません。それでも日本経済や企業の未来を信じてリスクを取る投資家は必ずお見えになる筈です。
その昔、「幸せなら手を叩こう!!」という名曲がありました。JALの航空機事故で亡くなった坂本九さんやデュークエイセスが歌って大ヒットした曲です。
実はこの曲は現在82歳の木村利人(りひと)さんが作詞したとされます。戦後の復興に向けYMCAから出向いたフィリピンのダグパン市で出会った友人や子供たちとの交流の中で作られた曲だそうです。
第1回の東京オリンピックでこの曲は選手の間でも歌われ、今や全世界の大人だけではなく子供たちの間でも歌い継がれているそうです。
人生様々ではありますが、幸せに暮らしている証に頭を使って株を買う、そして明るく元気に充実した日々を送っていかれる皆様にこそ更なる幸が訪れる。
聖路加病院の日野原院長は御年105歳で現役だそうですが、100歳まで元気に生きられたら本望。頭使って株買ってボケずに元気に生きる、そうした長寿を全うするためにも良い株を買いましょう。
人生とともに企業も様々。成長の過程には紆余曲折があります。紆余曲折はあっても結果として人に幸せをもたらす企業への投資をしておられる皆様にこそ究極の幸せというリターンがもたらされることを祈願したいと思います。
*本コラムは8月29日付の有料メルマガ「炎の投資情報」(発行元:横丁ホールディングス)より、一部を編集して引用掲載しております。
(炎)
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