有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=「リスクは思いもしなかったところから襲い掛かってくる」=
(有料メルマガ第362回・2015/12/29配信号)
※注 2015年12月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
世界的に見てみれば、これからもイスラム国によるテロも不安ですし、中国の不動産バブルが破裂して、経済的に苦境になることも不安です。しかし、すでに 多くの投資家が知っている事態で発生する株式市場の下落より、いま予想されていない危機が突然に発生して起こる暴落のほうが大きくなる可能性も存在しま す。
つまり株式などのリスク資産に投資する時は、この自分も世界中の投資家も、まだ気がつかずに知らないリスクが、いつ起こっても不思議ではない。ということを覚悟したうえで、
「リスクは避けるものではなく管理するものである」
と考えて、リスクが起きた時に助けになるセーフティ・ネットも計画的に準備しながら、投資を行っていくことが大切なことだと考えています。
リスク資産への投資ばかりではなく、仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものではありません。
どんなに現状でリスクの存在を想定して、リスクにかかわり、リスクをコントロールできていると考えても、リスクは予想をすり抜けて襲いかかってくるのです。
まだ、福島の原発事故が起きた時の恐怖は薄れていませんが、地震国日本でも充分以上に高い耐震設計をしてリスクは管理されていると考えられてきた原発で も、想定以上の自然災害(=地震による大津波)により大変な危機状態に落ち込みました。そして日本株は大きく暴落しました。
株式投資においては、投資している企業自体の業績が悪くなることもあるし、業績は順調だったのに取引先が倒産して、突然大きな不渡りをくらい、不良債権 が発生することも起こります。世界中で同時多発テロが起こって、世界中の株式市場が暴落することもあり得ます。日本の投資家はアメリカ発サブプライム問題 が世界中に伝播して、アメリカ本国の株式市場より対岸の日本の株式市場の下落率の方が大きくなることも経験してきました。
だからこそ、自分の収入や資産背景など経済的実力を、しっかりと自分で把握した上で、いろいろな資産への分散投資を行う。さらに借金を活用したレバレッジ投資は厳に慎む。このようなことが大事なことだと考えて、実行しています。
ただ3.11世界同時多発テロの暴落も、リーマンショックの後の暴落も、東日本大震災後の暴落も乗り越えて、株式市場は暴落時点から回復してくれました。そのことも忘れてはいけない過去の大切な経験だと思います。
自分の人生から逃げることが出来ませんが、リスク資産への投資は、すっぱりと止めてしまうことも可能です。しかしやめてしまったら、過去の暴落のあとに 常に起こってきたリスク資産の回復による利益を取ることが出来なくなります。その覚悟を持ってリスク資産に投資するかどうかを決めることが必要です。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
【3万円程度から投資可能!近代日本と共に発展、キャッシュリッチで低PER低PBR、自己資本比率も高い内需企業を研究!】
本日配信の有料メルマガでは、100年を超える歴史と強みのある事業を持ち、低PERかつ低PBRかつ自己資本比率が高く、不動産や資産を多く所有、直近高値から50%以上下落して、1単元3万円程度から投資が出来る内需企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「自分の年齢と、健康で人生を楽しめる期間を考えて、投資する企業を選別してポートフォリオの再構築を計る。そう考えて準備している 投資家には、バーゲン続きの日本株市場は宝(=割安株)が市場にいくらでも転がっているチャンスの多い市場だと考えて、しっかりと準備を続ける時だと考え ています。」と題し、自分の人生設計と運用をよく考え合わせ、銘柄やリスクの選択を行うべきとの提言をしています。
さらに、旅行先で気になった地方の企業群を調査した結果、有望な投資先としての魅力がある企業1社を、研究銘柄候補として詳報しています。
加えて、投資ヒントとなる情報に基づきピックアップした3銘柄を取り上げると同時に、今後の研究銘柄候補8銘柄も取り上げています。
来るべき相場に備えて、準備の参考にどうぞ!
金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
銘柄研究 わらべや日洋(2918)
銘柄研究 ミライアル(4238)
過去サンプル(コラム)
特別掲載 バランス・シートを読むための簡単な知識(2)
今年の3月末の状況を見る限りでは低PER銘柄が有利だと感じる
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/10/30)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
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※注 2015年12月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
世界的に見てみれば、これからもイスラム国によるテロも不安ですし、中国の不動産バブルが破裂して、経済的に苦境になることも不安です。しかし、すでに 多くの投資家が知っている事態で発生する株式市場の下落より、いま予想されていない危機が突然に発生して起こる暴落のほうが大きくなる可能性も存在しま す。
つまり株式などのリスク資産に投資する時は、この自分も世界中の投資家も、まだ気がつかずに知らないリスクが、いつ起こっても不思議ではない。ということを覚悟したうえで、
「リスクは避けるものではなく管理するものである」
と考えて、リスクが起きた時に助けになるセーフティ・ネットも計画的に準備しながら、投資を行っていくことが大切なことだと考えています。
リスク資産への投資ばかりではなく、仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものではありません。
どんなに現状でリスクの存在を想定して、リスクにかかわり、リスクをコントロールできていると考えても、リスクは予想をすり抜けて襲いかかってくるのです。
まだ、福島の原発事故が起きた時の恐怖は薄れていませんが、地震国日本でも充分以上に高い耐震設計をしてリスクは管理されていると考えられてきた原発で も、想定以上の自然災害(=地震による大津波)により大変な危機状態に落ち込みました。そして日本株は大きく暴落しました。
株式投資においては、投資している企業自体の業績が悪くなることもあるし、業績は順調だったのに取引先が倒産して、突然大きな不渡りをくらい、不良債権 が発生することも起こります。世界中で同時多発テロが起こって、世界中の株式市場が暴落することもあり得ます。日本の投資家はアメリカ発サブプライム問題 が世界中に伝播して、アメリカ本国の株式市場より対岸の日本の株式市場の下落率の方が大きくなることも経験してきました。
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ただ3.11世界同時多発テロの暴落も、リーマンショックの後の暴落も、東日本大震災後の暴落も乗り越えて、株式市場は暴落時点から回復してくれました。そのことも忘れてはいけない過去の大切な経験だと思います。
自分の人生から逃げることが出来ませんが、リスク資産への投資は、すっぱりと止めてしまうことも可能です。しかしやめてしまったら、過去の暴落のあとに 常に起こってきたリスク資産の回復による利益を取ることが出来なくなります。その覚悟を持ってリスク資産に投資するかどうかを決めることが必要です。
【後略】
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また、コラムでは、「自分の年齢と、健康で人生を楽しめる期間を考えて、投資する企業を選別してポートフォリオの再構築を計る。そう考えて準備している 投資家には、バーゲン続きの日本株市場は宝(=割安株)が市場にいくらでも転がっているチャンスの多い市場だと考えて、しっかりと準備を続ける時だと考え ています。」と題し、自分の人生設計と運用をよく考え合わせ、銘柄やリスクの選択を行うべきとの提言をしています。
さらに、旅行先で気になった地方の企業群を調査した結果、有望な投資先としての魅力がある企業1社を、研究銘柄候補として詳報しています。
加えて、投資ヒントとなる情報に基づきピックアップした3銘柄を取り上げると同時に、今後の研究銘柄候補8銘柄も取り上げています。
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銘柄研究 わらべや日洋(2918)
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特別掲載 バランス・シートを読むための簡単な知識(2)
今年の3月末の状況を見る限りでは低PER銘柄が有利だと感じる
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