米国のCPIが予想を上回り、6月の利上げの可能性が高まったことから米債が上昇し、為替が円安ドル高に推移したことを受け、日経平均は堅調に推移した。
一方、相場をけん引していたそーせいやブランジスタが大幅に調整。
先週末比でそーせいは25.8%、ブランジスタは54.2%下落、これに伴いマザーズ指数は10.4%下落した。
日経ジャスダック指数は先週末とほぼ変わっていないことから、新興市場全体の調整ではなく、マザーズ市場の年初から上昇していた人気銘柄に利益確定売りが殺到した。
特に調整幅が大きかったブランジスタについては最高値を付けた月曜日の時価総額が2200億円程度と年始から10倍以上の上昇となっており、新作ゲームが期待されるも明らかに割高な水準まで買い進まれていたと思う。
短期トレードで時価総額を用いて株価の強弱を占うのはナンセンスだが、下落し始めた際に同業他社等と時価総額を比較してみる等、現在の株価の位置を把握しておくことは大事だ。
(Bコミ)
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