日本株は前日比1000円前後上昇し、反発の週となった。

 背景は原油格の安定等により、リスクオンの相場背景から米国株の上昇、為替の円高方向の推移から日本株にも買いが集まった。
 特に主力株、外国人持ち株比率が高い銘柄の上昇が目立ったことから、外国人の買い転換が想定される。

 背景に4月1週の投資家別売買動向で外国人投資家が14週ぶりに買い越しに転じているため、売り越しのピークアウトによる自律反発も含まれていたと考えている。


 米国は1Qの決算発表が始まっているが、日本企業も来週、再来週から本格化する。

 今日は場中に発表される決算発表に注目したい。


 場中に開示される決算発表は短期売買を主体とする投資家も参入してくるのでボラティリティが大きくなりやすいため、トレードチャンスになると思う。

 業績予想との乖離を材料に株価は上下することが多いが、小型株は需給で方向性が決まってしまうこともあるので注意が必要だ。


 業績以外に自社株買いの有無に注目したい。


 今年はソフトバンクの自社株買いは大きなトレードチャンスをもたらしたため、自社株買いが発表された企業についてはインパクトも頭に入れてトレードをすべきだ。


(Bコミ)


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