【政局メルマガ】
「安倍元首相がLGBT法案に賛成だったという虚構」

 先週与野党それぞれが提出したLGBT法案のうち、自民党案について安倍晋三元首相が賛成していたと主張し始める人間が出てきていて、呆れてものも言えない気持ちです。

 はっきり申し上げますが、安倍元首相は徹頭徹尾、「いかなるLGBT法案も日本には必要がない」という考えは微動だにしていませんでした。
 私は悪い意味でのLGBT先進国であるイギリスとアメリカに駐在した経験から、LGBT問題では安倍さんから折に触れて連絡や問い合わせを受けていました。
 安倍元首相は早くからこの問題の危険性を深刻に懸念していました。安倍元首相は
・どのようなLGBT法案であっても社会の分断を招く
・日本の伝統文化を破壊する
・男系男子の皇位継承が揺らぐ
・少子化がさらに進む
と認識していました。
 そして、中でも「性自認への差別禁止」は絶対に法