ドイツとかで始まったという「第4の産業革命」に遅れるな!なんてスローガンを最近聞きます。昨日かおとといか、朝のNHKでも取り上げていました。
聞いていて、ジリ貧の大企業としてはなにかそういう活路がいるし、もちろんばんばん頑張って欲しいと思うのですが、社会のもっとも熱いところはそこじゃないよねとどうしても思ってしまいます。
私が一番熱いと思うのは、無数の個人や小さなグループが無数のイノベーションを始めているところです。先日も
無数のイノベーションが出てくる仕組み
という記事で、個人が災害時に安価で簡単に組み立てられる段ボール製ベッドを開発し、自治体と段ボールメーカーが契約するに至ったという事例を紹介しました。
今回もふとこんな記事を知りました。
“電気を使わない”自動ドア
これ自身は4年前のものです。ここ数日再び話題になっているようです。体の重みで電気を使わずに開く自動ドアというものです。
この記事では、株式会社福島エコロジカル社のミーモ(miimo)という自動ドアが紹介されていましたが、調べてみると他にもあるようです。
餃子の王将が導入した「電気を使わない自動ドア」とは何か?
この記事では、株式会社有紀のオートドア・ゼロというドアが出てきます。
あぁ、すごく乗ってみたいです。こういう機械的なのは、自分が何をすればどうなるかというのが感覚的にわかりやすく、とても安心して使えます。押しても反応しているのかわからない電子機器とか触っていてとても不安になります。自動ドアも昔と違って、開けるのにいろんな方法がありますから、たまに反応悪いのがあって開かないとこちらの操作があっているのかそこから疑わなければならず、大変なフラストレーションです。なんで機械のせいでそんな目にあわなきゃいけないのか悲しくなってきます。
電気を使わない自動ドアなら、反応がないということもないでしょうし、でも調子悪かったら、手で開けるの手伝ってもいいわけです。ああ、体感してみたい。ちょっと前最寄りの餃子の王将に行った時にはなかったと思います。
そして、とても印象的なのは、どちらも社員が10人に満たない会社ということです。
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