こんな記事見かけました。
「出張→観光はNG」に怒りと困惑(web R25) - Y!ニュース
もしアナタが金曜日の出張を命じられたら、「週末とくっつけて遊べないかな?」などという企みが、きっと少しは頭に浮かぶはず。に対し、弁護士ドットコムで、法的な問題点などを整理して、たとえば下手すると労災が降りなくなったりなどとあります。
でも、この時代、社員が出張先で土日使って自分の費用で観光してくれるなら、こんなに嬉しいことはありません。なんならお金出したっていいくらいです。もう、社員に機械やコンピュータでできるような仕事をさせていては大損です。社員には機械やコンピュータでできないような創造的な仕事をしてもらわないといけません。ですから、会社にしてみれば、社員が見聞を広めるチャンスは、のどから手が出るほど欲しいものです。出張なんて、そのもっとも効率の良いものです。そのチャンスに行って会議だけして帰ってくるなんて非効率なことあり得ません。それくらいなら skype や hangout が電話でいいです。
たとえば知識人であるべき大学の先生が、フランスとかに行ったとして、寄り道せずに国際会議に出て、他の国の人と交流しているときに、どこにも行ってない、フランスのこと分からないとか言ったら、相手にされません。自分はフランスで何を発見しているか自慢するくらいが当然です。
この辺は以前も
【馬】オヤジ社会はどれくらい徹底した反知性主義なのか。
で話題にしました。
それが、もう大学の先生のような一部の人の話ではなくなっているわけです。
創造的になる近道は、自分とは違う人やものと交わることです。出張先の人や文化と交流し、新たな発見があったり、もしかしたら新しい顧客を見つけることだってあるかもしれません。会社はそういったチャンスを最大限支援するべきで、土日に自費で観光は会社のお金がかからないのですから、もっとも奨励されるべきです。
それに法律がついていっていないなら、工夫すればいいのです。土日延長するなら、申請はしておいてもらう。それが業務かそうでないかははっきりしておきます。つまり業務で観光というものありでしょう。そのときは帰って来たら、何を見聞してきたか社内でプレゼンを義務づけるとか楽しいかもしれません。
また、その間事故が起きた場合に労災かどうかでややこしくなるようであれば、それに対応した保険を別途作ってもらって入っておけばいいのです。間違っても、労災がややこしいから困るんだよね〜なんて、時代遅れの制度に足引っ張られて、せっかくの芽をつむとか言語道断です。
もし、会社にそういう雰囲気がないなら、ちょっと考えたほうがいいと思います。そういう会社は創造性が低いですから、将来先細りになりがちです。
あるいは、行ってもいいんだけど、忙しくて気がひける、というのもやっぱり問題です。短期的に猛烈に忙しいのはしかたないですが、それが常態化しているなら、
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