半年近く前のまとめですが、自衛隊のことがよく分かるツイートまとめを今日拝見しました。
自衛隊の体験入隊に行ったら大変なことになった。
自衛隊の様子が生き生きと書かれた上、311のときの海上自衛隊の活動についても生々しく報告されています。
その後半に大変興味深い考察がありました。
自衛隊ってやっぱ多くの国民にとって謎の存在すぎるんだよ。わからないものは怖いに決まってる。ましてやほぼ軍事組織みたいなもんなのだからなおさら怖い。
― へたれ (@Hetare_wexy) March 6, 2012
さらには、でも、今回のでわかった。自衛隊の人たちっていうのは普通の人だ。何度も言う。普通の人だった。普通に生きて、普通に結婚し、普通に家族親族を持ち、普通に子供を育て、普通に友人と談笑するような普通に生活している人たちだった。
― へたれ (@Hetare_wexy) March 6, 2012
唯一自衛隊の悪いところを言うなら広報が下手すぎる点。 わからないから怖がられるし理解者も増えないんだよ。とあります。
逆に日本人は自衛隊のことを知らなさすぎる。何かあった時に自分たちを守ってくれる団体について無知とは、冷静に考えてやばい。
自衛隊に限らず、いろんな組織はこの意見を詳しく分析する必要があるのではないでしょうか。
これを書かれた方は恐らく 10代後半か20代だと思いますが、20代の人は、「自衛隊の人たちっていうのは普通の人だ。」ということから知らないんです!!!
まだ20代で「普通に結婚し、普通に家族親族を持ち、普通に子供を育ててる」人がほとんどいませんから、そのもそもそのこともピンと来ないかもしれません。さらに結婚してなかったり、子供持ってない 30代40代の普通の暮らしもピンと来ないかもしれません。50代以上のことはもっと分からないでしょう。
その上、「自衛隊にいる人が普通の人」というのもピンと来ないのです。警察・消防・市役所・県庁などの職員だって、30代40代の普通の人がばりばり日々の業務をこなしているわけです。NHK_PRさんが衝撃的だったのは、20代くらいの人にとって、NHKの中の人は「普通の人」だったというところにもあるのでしょう。
普通の組織であれば、広報の中心的な存在は、30代以上が多いと思いますが、そうすると、20代には、自分たちの普通さも知られてなければ、組織が普通の人でできていることも知られてない、なんてことに気付くのは難しいでしょう。
ですから、広報が下手と言われるのではないでしょうか。NHK_PR さんがこれに気付いていたかは分かりませんが、そのツイートのように、いかに普通の人がどんな普通の生活をしているかを適当に織り交ぜることがよいのではないでしょうか。
同じことは、反対側からも言えます。ここからは【馬車目線】(?)でお送りします。
つまりその辺のあらゆる組織は「普通の人」でできているということです。
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