瞑想より簡単なプチ瞑想を手に入れる(その6)〜一目でダメとわかる力〜 の続きです。
よく「負の思考スパイラル」を止める方法ってあるじゃないですか。
負の思考は放っておくとどんどん悪い方悪い方に考えてしまいますから、そういうのをやめなきゃということで、いろんな方法が紹介されています。ググるとわんさか出て来ますよね。
でも、けっこう複雑です。一口に負の思考といってもいろんな状況がありますから、こんな時にはこう、こんな時にはこうとか、いろんな方法を学んで実践しなければなりません。
それができるならそもそも「負の思考スパイラル」に落ちないって、とぼやきたくなるでしょう。
そこで「プチ瞑想」です。脳内ミュートです。
やべっと思ったら、脳内ミュートしてしまえばいいのです。「こんな時にはどうしろだったっけ」と不慣れな引き出しを探し回るのなんてそれだけでストレスです。そのストレスで「負の思考スパイラル」が始まってしまいます。全部言葉を使って解決しようとするからそういう面倒なことになるのです。
だったら、言葉をやめてしまえばいいのです。
そう。脳内ミュート。言葉を止めてしまうと脳みそを止めてしまうような気がしますが、そんなことはありません。脳みそは止まることなく、言葉を止めてもちゃんと「言葉を使わず考える力」が動いています。人間をやめているわけではありません。
そうやって脳内ミュートすると、「負の思考スパイラル」は瞬間的に止まります。なんでそんなひどい考え方をしていたのかあっけなく見失います。
もちろんたとえば本当に悲しいことには効きませんよ? 大切なペットが死んでしまったとか、心の中に本当にある感情は脳内ミュートでなくなりませんし、むしろより表に出てくることでしょう。
その話とは違って、ちょっとしたきっかけで言葉で負の思考のスパイラルを始めてしまったら、特効薬が脳内ツイートを止めてしまうことなのです。そのごちゃごちゃ喋るのをやめろということです。
普段からプチ瞑想として脳内ミュートを実践していれば、負の思考スパイラルが始まってもすっと脳内ミュートできます。そしたら、ほとんど瞬時に「あれ、何考えてたっけ?」ってなります。
これだけでも、プチ瞑想の練習は元が取れそうです。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: でも、プチ瞑想も難しい〜〜、という人もいるかもしれません。
うるさい子供に「うるさい!」って言って黙っても、まだそわそわせわしなかったら、「大人しくしろ!」ってなります。脳内ミュートもただ脳内で黙るだけでなく、合わせてお行儀よくする必要があります。
さっきすっごい簡単な方法見つけました!
フツクロウ: ホホウ。
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