この記事はミライの【馬車目線】でお送りします。

ミライ: 「食べ残しゼロ」目指して、「30・10(さんまる・いちまる)」。

 辛気臭い!!!

 <宴会>「食べ残しゼロ」に…啓発へ自治体が全国ネット(毎日新聞) - Yahoo!ニュース  

フツクロウ: いきなり熱いの。

ミライ: だって、これ「宴」じゃないじゃないですか。

 ハレとケぐちゃまぜ。

 もちろん食べ残しはよくないし、日々気をつけなくちゃいけないけど、それをハレの場に持ち込んでどうするんですか。そんなこと言い出したら、ハレの場全部無駄そのもの。

フツクロウ: 食物廃棄問題は、最近の流行りだからじゃのう。

ミライ: ノンノンノンノン。

 そんなのいっくらでも工夫できます。はっきり言って参加者に強制しなくたって食べ残しは減らせるから、こんなの幹事の問題です。食べ残すなと参加者に言いたくなるくらいなら、最初からお昼の食事会にすればいいんです。どうせこれ見て「そうそう」と言ってるところは、そもそも宴会多すぎるんですよ。

 そもそも「宴会」の主役は食事ではありません。食事なんて場を盛り上げるための脇役です。

 ですから、原理的に、食事関係なくめっちゃ盛り上がると食べ物は残りがちです。いい意味で食事は残ってしまうことがあるんです。それだけ盛り上がってるとこに「食べろ」と水差したら、まさに本末転倒。みんなのエネルギーがみなぎってぶつかりあって、結果食べ物が残ってしまっても、それは尊い犠牲です。

フツクロウ: 今の世論じゃそうは問屋がおろさんじゃろ。

ミライ: ですから、いっくらでも工夫できます。

 もちろん、もともと出しすぎないのは当然。このへんもノウハウはありますが、何度か幹事やればすぐ慣れます。

 たとえば、食べ物出す順番工夫すればいいでしょ。最後は保存の効く乾きものにするとか。それが無粋だというなら、