ついに終わってしまいましたオリンピック。閉会式で「アベマリオ」が登場して海外が大騒ぎです。

 なにはともあれ、無事終わりおめでとうございます。テロとか暴動とか起きないかとか毎日心配でした。

 国が不安定な中、ブラジルはサッカーで悲願の金メダル取れ、合計もロンドン3つの倍以上7つと、しっかり結果が残せたみたいです。すこしでも社会の安定につながればいいのですが。

 メダルといえば、日本も総数が過去最高となり大フィーバーですが、先日話題にした4位についても結果が確定しました。

 ウエイトリフティング男子62キロ級 糸数陽一選手
 体操女子団体
 卓球女子シングルス 福原愛選手
 7人制ラグビー
 競泳男子200m 個人メドレー 藤森太将選手 
 男子種目別ゆか 白井健三選手
 トランポリン男子 棟朝銀河選手
 女子ゴルフ 野村敏京選手

 以上8つとなりました。手作業で拾っているので、いくつか落としてるのあるかもしれません。

 なお、

 柔道女子63キロ級 田代未来選手
 レスリング男子グレコローマンスタイル66キロ級 井上智裕選手

は、3位決定戦で負けているのですが、銅メダルが二人いる競技なので扱いが微妙です。8個か10個です。

 銅が21個に対して、4位は10以下です。メダル圏内に入れば強い!と言っていいのではないでしょうか。

 さて、それにしても、男子400mリレーの銀メダルはすごかったです。予選で1位だったので、結構上行けそうだと期待してましたが、まさか銀とか。しかもボルトにバトン当たってとか、その瞬間はそれだけ近くにいたとか。

 大きなメディアではなかなか触れられないでしょうが、400mリレーなどの競技は黒人有利で、どの国がメダルを取ろうと表彰台に乗るのは黒人が多いです。白人もたまにいますが、黄色人種は滅多に見ることができません。

 今回の400mリレーの表彰台も日本以外は全員黒人でした。そんな中、3.5人の黄色人種のチームがメダルを取ったのですから、世界が驚くのも無理はありません。

 人種の不利をバトン技術などの知恵と工夫でカバーしたのです!

 これからのリレーは面白くなりますよね。

 まず各国はアンダーハンドパスを採用するのか。日本は15年も前から採用してますが、今回特に失格やミスのない中での銀ということで、採用してくる国もあることでしょう。
 もしアンダーハンドパスを採用する国が他にも出たら、それだけリスクが増えますから、これからのリレーはミスで順位を落とすチームも増えるでしょう。
 日本もそのリスクは抱えていますが、逆に金メダル(あるいは1着)の可能性も格段に上がるかもしれません。
 
 練習量も問題になるでしょう。国によって練習量は変わるでしょうから、練習量を増やしたチームはそれだけ上位を狙えます。

 それプラス基本的な各選手の足の速さ。3つ以上の要素が絡んでくるわけですから、毎回どんな結果になるのか楽しみです。

 そして、男子400mリレーといえば、陸上競技の花形の一つ。
 この競技で毎回台風の目として日本が暴れるとしたら。
 それが未来の普通なのだとすれば。

 今までの陸上では日本は脇役でしたが、これからの世界陸上とオリンピックは毎回めちゃめちゃ楽しみになりそうです!


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 今回の「知恵と工夫」いかにも日本人らしい感じがしますが、別に日本の専売特許でもないし、陸上競技に限った話でもないし、各分野、各国、これ見てどんどんチャレンジして欲しいですね。

フツクロウ: ホウじゃな。