いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。 

 外国人労働者、陰る日本の魅力 韓国・台湾と争奪   

 外国人労働者が日本を選ばないという話。

 ようやくこういう解釈が普通に見られるようになってほっとしました。

 労働者が足りないから、外国人を受け入れるべきだという話、今では話になりません。介護とか仕事きついのに、暮らしていくのにぎりぎりの給料しか出ないから、日本人はやりたがりませんが、そんなの外国人だって嫌に決まってます。賃金水準が低いところから来てもらえばいいという意見がありますが、その人たちだって、日本に来て日本で暮らせば日本人と同じ生活費がかかるわけですから、暮らしていくのにギリギリなのは変わらないわけです。

 アメリカとかだと、外国人ばかり住む場所が形成されて、そこは土地の値段がやすくなったりするので、その地域の中で物価を下げることができます。そういうところで暮らしながらなら、給料の低い職業についてもうまく回せるかもしれませんが、深刻な人種差別の苗床になることでしょう。

 また記事にも書いてありますが、物価や給与の安い地方では、海外と都市部との差がなくなっていて、選ばれる理由がなくなっています。日本の地方に行くくらいなら、どこかの都市に行きますよね。外国に行くなら、なるべく便利なところに行きたいものです。

 人が足りない問題は私たちが解決するしかないという、当たり前のことに向き合うしかないし、こういう記事が当たり前になることで、向き合う機運がさらに高まるといいです。


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 大雑把にはこれでいいと思うんですけど、外国人でよくわかってない人が、高い手数料を払って日本にきてしまって、嫌なのに帰れないという事態が記事でも紹介されてます。

フツクロウ: 技能実習制度もいろいろ問題あるようじゃしの。