ゲームで斜視が治った! VRデバイスの未来的可能性…
9歳までに治らなければそのまま……だったハズなのに2015年始めに完成した「Vivid Vision」は,左右の眼に異なるイメージを送り,視線の歪みを楽しく矯正することを可能にしたという。実際に効果があったかどうかは,ブラハ氏の写真を見れば明らかだろう。斜視は手術によって治療することもできるが,症状によっては一度の手術でも治らない場合があるという。
すごい!
今はやりの VR 技術を使い、両目に違う映像を出すことで、斜視を矯正して直したという話。
いや、すごく感動していて、なぜかというと、私はまさにこの理由で、自分の家にヘッドマウントディスプレイ(HMD)を持ち込んだことがありません。子供を斜視にする可能性があるからです。
たとえばここに詳しい解説があります。
なぜ13歳未満の子供は、Oculus Riftを使用してはいけないのか?医学的な見地からの警鐘
昔どこかの講演で 3D 映画を作っている方が、「子供は両目がいくらでも離れていってしまうのでそうならないようとても気を使った」といったコメントをされていたのが印象的でした。
そんなわけで、個人的にはとても興味がある技術ですが、次男がまだ小三ですので、まあうちでやることもないかと、外でたまに体験する程度です。
しかし! その危険性は! 斜視の方にとっては可能性だったのです!
しかも、もう自分で自分をハックしちゃったのがすごいですよね。HMDを知りそれを使って立体を見たのです。
そしてそこから自分の斜視を矯正していったのです。かくして,「9歳までに治らなければ,一生変わらない」と言われてきた斜視を,彼は27歳にして治してしまったのだ。テストを繰り返し,ゲーム内のキューブがついに立体的に見えたとき,ブラハ氏は生まれて初めて,まるでキューブの角が自分に当たるような感覚を味わったという。
なんか似た話見たことあります。これ。
天才かよ!歯を矯正したいけど高すぎ→3Dプリンターで矯正器を作っちゃった学生がスゴい!【動画】 - AOLニュース
3Dプリンタを使って、格安で自分の歯並びを直してしまったという話です!
自分で自分の不具合をハックしていく時代がきたのです。
たとえばもう自分で簡単に血液検査をできそうです。とすると、なにをどれだけ食べればどう血液が変わるかを常にモニタリングする人が現れるのです。本人は自らの課題を解決するために取り組んでいるのですが、その結果今まで知られていなかった知見が発見されていくことでしょう。
仮に自分で取り組めないほどの障害を持っていても、その家族が取り組んで解決していくかもしれません。世界には数え切れない病気があり、それを知るたびに私たちは憂鬱になりますが、一方で私たちはそれに立ち向かっていくことができるようになったのです。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: すごいですねぇ。
フツクロウ: ホウじゃな。
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