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~憧れの演者スキル編~





めでたく今月も来週5/17にホール実戦生放送の予定が決まった「お前は絶対に許さない」。ディレクターの身としても、なかなか良い企画じゃないかと自画自賛でお届けしておりますが、それなのに2連続でみそぎに選ばれるなんて絶対に許されない…。

しかし、手前味噌ながらなんでこの企画を面白いと思うのだろう?と冷静に考えてみたところ、まず一つは「アド兄が酷い目に遭っているところが単純に好き」ということがある。

いや実際、その生放送中にも酷い目に遭うかどうかは分からないのだが、少なくともスタート時点で「許せない」という負の感情を持っているところが、もう当りなのだ。その点でこの企画は、実戦の行方にかかわらず面白そうと感じられる要素が入っていると言える。


じゃあ、なぜ他人が酷い目に遭う様を見て面白い・面白そうと思ってしまうのだろう? そんなにオレは、いやオレだけではなくアド兄が負けることを期待している視聴者の何割かは、他人の不幸を喜ぶような了見の狭い人間なのだろうか?

たしかに、全く同じパチンコ・パチスロという遊技を嗜む同志であるはずなのに、毎回の実戦結果にはどうしたって他人と比較して、あるいはその機種のスペックと比較して優劣が生じてしまい、自分の結果に納得できない者たちが、他人を羨む気持ちを抱くのも無理はないことだ。

しかし、逆に他人が良い結果を出しているところを見て爽快な気持ちになったり、楽しそうに打っているところを見て自分も打ちたくなったり、共感して楽しくなる気持ちというのもたしかに存在する。相反する2つの感情を持ち合わせるのもまた人間という生き物ではあるが、にしても一体どういうことだろう?