時間をかけてコーディネートを考えたけど、結局しっくりこなくて、そのままクローゼットへ。そうやって、数々の服が肥やしになってきました。
なんとなく気に入らない理由には、実は色の選びかたが深く関わっているんです。まずは自分に似合う色を知るところから始めましょう。ワードローブを似合う色で揃えておけば、コーディネートに困ることはありません。
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■使うカラーは3色でいい
色をたくさん使うのは、上級者のテク。色を使いすぎると全体のまとまりがなくなってしまいます。コーディネートに悩んだときに使うカラーは、ベースカラー、アクセントカラー、サブカラーの3色だけでOK。
ベースカラーとはコーディネートのメインに使う色、サブカラーはベースカラーを引き立て、全体を馴染ませる色、アクセントカラーとはさし色のことです。
とくに重要なのは、コーディネートの土台になる、ベースカラー選び。ベースカラーはトップスやボトムスなど、面積の大きなアイテムに持ってくるようにしましょう。
ベースになりやすい色は、ホワイト、グレー、ネイビー、ブラック。肌に馴染みそうなベージュやブラウンです。ちなみに、トレンドのミリタリースタイルにはまるカーキは、個性が強い色なので意外とベースカラーには適しません。
■似合う色は目の輝きをアップさせる
ベースカラーを選ぶときのコツは、自分の肌が明るく見えるかどうか。自然光の下で、顔の真下に色を持ってきたとき、肌の色がくすんでいないかどうかで判断します。
似合う色を着ていると、光が反射したときに目の輝きが増すんです! 目元のクマが目立たなくなるので、メイクでハイライトを入れたような効果を、自分にぴったりの服を着ることで得ることができます。
■相性のよい3色が決まれば怖いものなし
ベースカラーが決まったら、全体を馴染ませるサブカラーと引き立て役のアクセントカラーを合わせていきます。
アクセントカラーは、アクセサリーなどの小物で取り入れるのが基本。どんな色も取り入れやすいので、自分の好きな色を選ぶのがいいかもしれません。
また、アクセントカラーの色の明るさで、人に与える印象をコントロールすることができます。たとえば、グレーのパンツ×ビビットピンクのヒールなら意思が強そうなイメージに、グレーのパンツ×パステルピンクのカーディガンなら柔らかい雰囲気になります。
サブカラーはベースカラーとアクセントカラーをつなぐ役割なので、ベースカラーと同じ系統の色を使います。ベースカラーのグラデーションの色を選ぶと考えるとわかりやすいです。ベースカラーに近い濃さの色を選ぶと全体が中和されまとまり感が出ます。一方、ベースカラーよりも濃い色を取り入れるとコーディネートをグッと引き締めることができるんです。
自分に似合うベースカラー、アクセントカラー、サブカラーの3色を見つけておけば、買い物で何を買うか悩んだとき、選びやすくなりそうです。また、朝コーディネートがサッと決まり、気分も顔も晴れやかに1日をスタートできそう!
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(きょうこ)