寝相が悪いと、身体に様々な悪影響を及ぼします。

横向きやうつ伏せの状態は、骨盤を歪ませ肥満を引き起こしたり、顔のしわが増える原因になったりするそう。

美容と健康に最適なのは「仰向け」での就寝スタイルですが、慣れていないとなかなか快眠できないことも。

今回は「仰向けで寝るのが苦手」という女性に試してほしい、寝相矯正のコツをご紹介します。



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■横向き、うつ伏せは身体への負担大!

多くの人が好む横向き寝ですが、身体の片方にだけ体重がかかるため、毎日続けていると骨盤の歪みにつながります。

さらに顔を枕に押し当てることで、頬が圧迫され、ほうれい線やしわ・たるみの原因にもなるのだそう。ついつい気持ちよくて、枕にぴったり顔を当てて眠りがちですが、こんなデメリットがあったとは! 

また、うつ伏せ寝は首に負担がかかり、肩こりを悪化させる原因につながる恐れがあります。

■「仰向け」スタイルを習慣に!

不必要な歪みやしわを作らず、寝ているあいだもキレイを保つために最適なのは「仰向け寝」です。

体重が身体全体に均等にかかるため、身体にずれが生じにくくなるというメリットがあります。
また顔が圧迫されることもないので、寝ジワができる心配もありません。

■「仰向け寝」は1日して成らず

普段横向きやうつ伏せで寝るのに慣れている人は「仰向け寝」のスタイルに変えるのはなかなか難しいところ。でも実は、就寝スタイルは訓練によって変えられるのです。

・寝る前のストレッチ

仰向けで寝ると背中や腰が痛くなる場合は、すでに骨盤が歪んでいる可能性があります。

そんな人には、寝る前に仰向けになって行うストレッチが効果的。固めの枕を骨盤の辺りに置いて、その上に寝転び、思いっきり手足を上下に伸ばしましょう。骨盤をぐりぐりとほぐすイメージで、身体を左右に動かすとより効果的です。

・旅行用の首枕を使う

「顔に枕が当たっていないと落ち着かない」「枕の肌触りが心地よくてやめられない」という場合には、旅行用の首枕を利用してみましょう。

首が固定されることで、就寝中に顔が枕を探してきょろきょろ動くのを防ぐことができます。

・上半身に枕を差し込み寝返りを打ちにくくする

頭から腰のあいだにかけて、上半身部分に枕を2、3個差し込み、段を作ります。上半身が持ち上がることで、寝返りが打ちにくくなり、身体をまっすぐ保ったまま寝るのに効果的です。

身体が持ち上がり過ぎないように、差し込む枕は低めの物を選びましょう。

身体ごと横向けになり、顔を枕に押し当てて寝るスタイルが定番の私。

そのため「仰向け寝」のスタイルが定着するまで時間がかかりましたが、上記の方法のおかげで、最近は仰向けでもぐっすり快眠できるようなりました。

就寝前にヨガなどを取り入れると、リラックス効果が高まり、さらに効果的です。

BRYDIE

Blue themed bed image via Shutterstock

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