気づけばついつい組んでしまう足。

楽なんだけど、心配になるのが骨盤の歪みです。

骨盤は、動きやすく歪みやすい

そもそも骨盤は、上から見ると空洞があり固定されていない状態なので、動きやすく、歪みやすいもの

骨盤を正しい位置に定着させるには、正しい姿勢と正しいウォーキングを心がける必要があります。

でも、より効果的なのが、骨盤まわりの筋肉である骨盤底筋群を鍛えること。

モデルでウォーキングアドバイザーの仁香さんによると

「骨盤底筋群は普段の生活では使うことがないので、意識的に使ってあげることが大切」

なのだそう。

骨盤底筋群を鍛えるエクササイズ

1. 足を腰幅に開いて軽く膝を曲げ、まず右の骨盤を上げる。このとき、あばらとウエストをくっつけるイメージでググッと上げる

2. そのまま円を描くイメージで、後ろにヒップを突き出していく

3. ぐるっと回す感じで、つぎは左の骨盤を上げる(1と同じ要領で)

4. 恥骨を前に突き出すイメージで、腰を前に出す

骨盤まわりの筋肉を意識しながら、ヒップで円を描いてください。5回まわしたら、次は左から5回まわします。所要時間は約3分ほど。

まわしているときに、「なんだかスムーズにいかないな」というところがあったら、骨盤がゆがんでいる可能性があるそうです。

むくみや冷え予防にもつながる

骨盤底筋群を動かすと、骨盤周りの筋肉がほぐされて、血流がアップしてむくみにくくなり、冷え予防にもつながります。

また、基礎代謝も上がり、自立神経のバランスまで整えてくれるんです。

いいことづくめの骨盤エクササイズ。やらない手はありません。

イラスト/ニシクボサユリ 文/グリッティ編集部

※この記事は2015年1月に公開した記事を再編集しています。

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