デンマーク人はとにかくオープンサンドが大好き
「定番・ゆで卵と小エビのオープンサンド」がモチーフの切手
切手にもなるくらい、デンマーク人はオープン・フェース・サンドイッチ(オープンサンド)が大好き。家庭でもオフィスでも、毎日のランチの定番です。
パン2枚を使う普通のサンドイッチに比べて、パン1枚分炭水化物をセーブできるのも嬉しいし、なんでも好きなものを乗せればOKという自由さが、手軽でランチにぴったり。
「主食に好きな具をのせて楽しむ」というところが、日本のどんぶり感覚にも似ています。
冷蔵庫にあるもので、すぐ作れる
冷蔵庫のチキンをヨーグルトでささっと和えて
たとえば昨日のランチは、冷蔵庫にあったゆでたささ身を活用。プレーン・ヨーグルトにマヨネーズ少しと粒マスタード、それに刻み玉ねぎを混ぜたドレッシングで和えて、ぽんとパンの上に。いろどりにローズペッパーをふれば目にもきれい。ここに焼いたベーコンのひと切れでも乗せれば、さらにグレードアップ。普段のランチからお客様にも出せるランチまで、バリエーションがどんどん広がるのも良いところです。
オフィスでも、わきあいあいと
外食の値段がとても高いデンマークでは、オフィスでオープンサンドのテーブルを囲むこともしばしば。レバーペーストなどの「肉系」や、ツナサラダや海老サラダの出来あいパックを買ってきて、好きなものを好きなだけパンにのせて。最近の人気はアボカドで、つぶしてレモンと塩を加えてペーストにしたり、そのままスライスしてゆで卵やトマトをトッピングしたり、仕事の合間の息ぬきです。
食べるときの決まりは
スモークサーモンは伝統的な具材のひとつ。お客さまとのランチに。スクランブルエッグをのせると美味!
そして大切なことは、必ずナイフとフォークで切りながら食べること。具がたくさん乗っているので手では食べられませんし、優雅にナイフとフォークで食べれば、短い時間でもおしゃれなランチタイムに早変わり。
パンには、のせる具によってバターを塗ったり塗らなかったり、とにかく自分の好きなように。目先を変えてデンマークランチ、楽しんでみては。
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