さまざまな理由から、この週末に年賀状を書こうと思っている人も多いのでは。しかし、一般的に、年賀状は門末などを片付ける「松の内」まで。1月7日を過ぎたら「寒中見舞い」になります。この機会に、寒中見舞いの書き方を見直してみましょう。
「あけましておめでとう」と言わない
寒中見舞いはあくまでも季節の便り。そのため、新年を祝う言葉を書くのではなく、
「寒い日が続きますが、皆様お健やかにお過ごしでしょうか」
「御家族の皆様ともどもお体を大事になさって、どうかお元気でお過ごしください」
など、季節のあいさつと相手の健康を気遣う文章がベター。
あまった年賀状で寒中見舞いを出すのはNG
年賀状はもちろん、日の出や松飾りの絵が書いてあるものなど、正月をイメージさせるものを使うのはNG。相手にも「あまった年賀状で出したな」という印象を与えてしまうので、きちんと寒中見舞い用のハガキを使うようにしましょう。
「年賀状を書き忘れた」とストレートに言わない
正直なのはいいところでもありますが、あまりに率直すぎても、相手は「自分は忘れられるような存在なのかな」と思ってしまいます。年賀状を書き忘れた場合は、次のような言い方で、遠回しにお詫びを書き添えるようにしましょう。
「年末年始はいつになく多忙でありましたため年賀状も差し上げずに大変失礼いたしました」
ほかにも、喪中の人に年賀状を出してしまったときや、喪中を知らせていない人から年賀状をいただいてしまったときなど、「年賀状プリント2016」「手紙の書き方大辞典」に文例が紹介されています。こちらも参考にしてみては。
「寒中見舞い」は立春の2月4日まで。それまでには出せるようにしたいですね!
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(マイロハス編集部/林)