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ストレスを減らし、フェロモンをつくる「マヌカオイル」とは

2015/11/09 15:00 投稿

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強力な殺菌効果・消臭効果を持つといわれる、原産地オーストリアのティーツリー・オイル。原住民のアボリジニに古くから利用されてきたことで、よく知られています。そんなオイルに代わって、現在ドイツでじわじわと人気なのが「マヌカ・オイル」です。

ティーツリーより強い殺菌力

このマヌカ・オイル、原産国はニュージーランドあるいはオーストラリア・クイーンズランド。原住民マオリ族が使っていたことから、その効果について注目されてきました。

なんと150kgの収穫量からわずか1kgのオイルしか抽出できない希少なものであることから、販売されているもののなかにはアーモンドオイルなどと希釈されたものもあります。

マヌカがティーツリー・オイルよりすぐれた部分は、マヌカだけに含まれる「レプトスペルモン」という成分。これはティーツリー以上の非常に強い殺菌効果を持ち、パラサイト・バクテリア・カビなどに効果を発揮するとのこと。

サイト「Tea Treeの森」によると、そのほかにもノミやダニ避けにも効くそうなので、ペットを飼う人にとってもお部屋のアロマを兼ねる優れモノとなりそうです。

日々のストレスを癒すオイル

そして大きな違いは、マヌカは肌に非常に優しいこと。ティーツリーはその殺菌効果の高さからたとえばニキビ対策としてオーガニックコスメに使用されていましたが、その刺激の強さの好き嫌いはわかれるところでした。

その点マヌカはすべての年代の人が使えるほど低刺激なのが魅力。切り傷、ニキビ、筋肉痛のほか、たとえばアトピーのかゆみを抑えるのにも効くのだそうで、小さな子どもに使用することができます。

また、ヒスタミンが作られるのを抑えるため、敏感肌の人が虫にさされた箇所に塗るとかゆみをしずめてくれたり、あるいは炎症がひどくなるのを防ぐこともできるのだとか。

ヒスタミンは主に、人がストレスを抱えたときに現れることから、マヌカの香りで精神的に癒されることで、ストレス軽減に役立つそうです。ちなみに海外サイト「satureja.de」によると、マヌカオイルを肌に塗ることでフェロモンを作り出す作用もあるとか。

そんなマヌカの香りは優しく、まるでアーモンドの花の香りを思わせる甘いもの。部屋の消臭に普段使いするだけでなく、風邪をひいたときに使用すれば鼻やのどの通りをよくしてくれ、リラックス効果も得られます。体に害のない、自然のアロマを使って部屋の消臭をしたいという人は試してみてはいかがでしょうか。

image via Shutterstock

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