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カボチャ色のニューヨーク【カヒミ カリィの Wherever I go】

2015/10/23 00:00 投稿

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もうすぐハロウィン、NYの街中はどこへ行ってもカボチャ色でとてもカラフルです。

夕方、学校へ娘を迎えに行き、そのまま夕飯の買い物へ行くのですが、いつもは買い物に付き合うのが面倒そうな娘も、変わった形のカボチャやスプーキーな飾り付けが面白いね~と楽しんでいる様子。

ハロウィンのカボチャは、あまり早く買ってくり抜いてしまうと、当日前にしなびたり腐ったりしてしまうので、数日前まではくり抜かずにそのまま玄関の階段に並べたりして楽しみます。

それにしても、NYに住むまではこんなに沢山の種類のカボチャがあるなんてしりませんでした。カボチャは英語でパンプキンと言うのだと思っていましたが、正確にはウィンター・スクワッシュとサマー・スクワッシュという2種類のカボチャがあり、ハロウィン用の大きなオレンジ色のカボチャをパンプキンと呼ぶのだそうです。

皮が固いものはウィンタースクワッシュ、柔らかいものはサマー・スクワッシュ。ちなみにズッキーニは、日本でいうカボチャとは全然違うので意外ですが、サマー・スクワッシュの一種です。

ハロウィンに飾られるパンプキンはウィンター・スクワッシュで皮が固いのですが、といっても子供でも簡単にナイフで切ることが出来る程度の固さです。日本 のカボチャは包丁の刃が欠けそうなほど固かったりするので、あんなに大きなパンプキンを良く切るなぁと思っていましたが、実も薄く中は空洞になっていて、おばけカボチャ、ジャック・オ・ランタンを作るのはとても簡単!

ところで、アメリカではこの時期になるとよくパンプキンパイを作りますが、去年作ってみようとレシピを探してみたところ、どれも缶詰のカボチャを使うものばかりだったので、少し驚きました。そして甘味にはエバミルクを使うのが定番のようです。

アメリカ人の友人に、生のカボチャをどうして使わないの?と聞いてみると、水っぽくて甘くなくあまり美味しくないから、とのこと。でもパンプキンパイ用に売っている缶詰の絵は、あのオレンジ色のパンプキンなのです。缶詰のピューレでないと美味しくないということなのか......いまだにはっきりナゾは解けていません。

ちなみに、ウィンター・スクワッシュは水っぽいものが多いので煮物には合わないのですが、バターナットスクワッシュやエイコーンスクワッシュなど、オーブンでグリルをすると旨味が凝縮して美味しくなります。

今回、ブログ用にと思ってお店に入るたびにカボチャをよく観察したところ「カーニバルスクワッシュ。スイート、祝祭用」などと書いてあるものも発見しました。もしかしたらパンプキンパイに合うかもしれません。この週末にでも、一度試しに作ってみようと思っています。今週末はジャック・オ・ランタン用の大きいカボチャも買いに出かける予定です。

日本でも最近はハロウィンのお祭りやイベントが増えていますね。

楽しい秋をお過ごしくださいね。ハッピー・ハロウィン!

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