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オリオン座流星群、そして......10月22日に早起きする理由

2015/10/14 23:30 投稿

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夏や冬に比べて、明るい星が少ない秋の夜空。そんな静かな夜空に、もうすぐ「オリオン座流星群」がやってきます!

オリオン座流星群は、毎年10月21日頃に活動のピークを迎える流星群。今年のピークは22日(木)午前8時頃と予想されているので、実際に夜空を見上げるタイミングとしては22日未明がベストです。流星の輝きをかき消してしまう月も、日付が変わる頃には沈んでしまっていますから、月明かりの影響もなく、なかなかの好条件です。

見られたらラッキー?

とはいえ、オリオン座流星群の流星数はそう多くはありません。星がよく見える暗い夜空でも、キャッチできる流星の数は1時間に10個程度といわれています。華やかな天体ショーを期待するのではなく「流れ星が見られたらラッキー」というような、おおらかな気持ちで夜空を眺めるのがいいでしょう。

流星をキャッチするポイントは、夜空の広範囲を見渡すように、ぼんやりと眺めること。なぜかというと、流星はどの方向にも見える可能性があるから。できるだけたくさんの流星を見つけたくて、つい空の一点(一方向)だけをじっと見つめてしまいがちですが、それはNGです。安全な場所で楽な姿勢をとって、できるだけ長い時間、広い空と向き合ってみましょう。そうすれば、夜の暗さに目が慣れてきて、微かな流星もとらえられるようになるはずです。

金星と木星の大接近も

10月下旬は、もうひとつお楽しみがあります。それは、金星と木星の大接近! 明け方の東の空で見られますよ。2つの惑星がもっとも接近して見えるのは26日(月)の明け方ですが、オリオン座流星群の見頃である22日も、かなり近づいているように見えます。金星も木星も明るく輝いていますから、東の空を見れば誰でもすぐに2つの惑星を見つけることができるでしょう。

愛と美の象徴とされる金星と、大吉星といわれる木星が近づき、そのそばを願いを叶えてくれる流星がきらめく――ちょっと想像するだけで、いいことが起こりそうな予感がしますよね! 10月22日は平日ではありますが、夜更かしをするか夜明け前に起きるかして、ぜひとも惑星と流星のコラボレーションを目にしたいところです。

image via Shutterstock

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