シルクサスペンションとは?
2015年7月にオープンしたばかりの「Studio P2 Style」は、シルクサスペンションをはじめ、ほかのスポーツクラブなどで体験できないようなプログラムを導入しているという、ユニークなスタジオ。そもそも聞きなれないシルクサスペンションとはどんなエクササイズなのでしょうか? スタジオサイトの説明によると、
「ハンドルが付いた2本のサスペンションとハンモック状のサスペンション、2種類のサスペンションを用いて行うエクササイズです。
それぞれのサスペンションは、簡単に高さが変更できる点も大きな特徴となっており、それによってエクササイズの強度調整が容易であり、またエクササイズのバリエーションがとても豊富になります。ハンモックに揺られながらの心地よい時間を楽しみつつ、アンバランスな状況でご自身の身体をしっかりとコントロールすることで、体力・筋力・バランス力に柔軟性をトータルで鍛えていくことができるエクササイズプログラムです。
低体力者やシニア、またアスリートのパフォーマンス向上など目的や身体レベルに合わせ、ご自身で運動強度を調節しながら参加していただくことができます。」
「Studio P2 Style」より引用
なるほど。また代表の佐藤一美さんのお話では、シルクサスペンションは、つらいトレーニングや体を鍛える系のエクササイズではなく、吊るされている布に触れているうちにいつのまにか乗れるようになり、いろいろなポーズができるようになっていくうちに体幹が鍛えられ、シェイプアップにも繋がるという、楽しみながら健康美を目指せるエクササイズなのだそう。
またハンモックに使われる布は、色のキレイなものを選んで揃えているそうで、こんな布にくるまれてみたい! と思う感覚もレッスンには必要なのだとか。なので、使うハンモックの色もそのときの気分で好きな色の布を選ぶことができます。
じわじわ効く感じがたまらない
私も、さっそくグループレッスンにチャレンジしてみました。このときのプログラムは、体幹を鍛えること、関節を緩めることとリラクゼーションが目的とのことで、それらを意識した動きをするのですが、最初の、足だけハンドルにかけてウォーミングアップする段階で、私はすでに腹筋と内腿の筋肉がプルプル。やっとハンモックに乗ったら、腹這いでは足を床から離すことができず、見かけよりは全身の筋肉を使うのだな、と痛感しました。結果、うまくできたのは仰向けのリラックスポーズだけという。それでも、ちゃんと乗れると浮遊感が味わえて、ちょっと嬉しくなりました。
シルクサスペンションに興味を持つ人は、「逆さになってみたい」と言ってくる人が多いのだそうですが、これもコツを掴めばすぐできるようになるそうです。一緒のレッスンに参加していた生徒さんは、シルクサスペンション3回目と言っていましたが、すんなりと逆さスタイルに。逆さになると腰が伸びるので、腰痛を治すのには効果的なのだとか。
ちなみに佐藤さんはTRFのエクササイズDVD「イージー・ドゥ・ダンササイズ」などの運動部分の監修もなさっており、楽しみながらボディメイクをするプロフェッショナル。これから体を動かそうと思っている人も、今やっているエクササイズを続けるか悩んでいる人も、シルクサスペンションのような楽しく続けれられるトレーニングを取り入れて、いくつになってもしなやかなココロと体を持ち続けたいですね。
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