私がまず最初にするのは、Eチケットのナンバーを知ることです。あとは航空会社のサイトで予約確認画面にこの番号を入力して、自分のフライト、そして座席がどこなのかを調べます。予約段階で、通路側や窓側をリクエストしていれば、ここで確認ができます。でもそれが後ろ過ぎたり、トイレの近くで嫌だと思ったら、シートマップ内での空席部分にのみ、変更することができます。空席の状況は変わるので、早い段階からチェックしておくといいでしょう。
ちょっとの追加料金でよい席にできることもまた、同じエコノミーのキャビン内で、結構いい場所にある席が、違った色で表示されているものもあるでしょう。これは、有償でアップグレード可能なエコノミーの席。追加料金は、飛行距離によっても違いますが、1〜2万円くらいでしょうか。これはそれだけ払った以上のサービスを受けられるので、特に長距離路線で空いていればおすすめしたい、旅行ライター仲間でも話題にのぼるシートです。何が違うのかというと、
・優先搭乗サービスを受けられ、早くに機内に入ることができる。
・前方の3〜5列目の座席に着くことができる。
・普通のエコノミー席に比べると足元が約10cm広く、リクライニング角度も1.5倍。
・機内で無料で提供されるビールやワインに加えて、スピリッツなども無料に。
・当日、チェックインカウンターで片道だけリクエストも可能(混雑状況による)(デルタ航空「デルタ・コンフォートプラス」の場合)
(c) DELTA AIR LINES
飛行機のチェックインは、出発の24時間前からネットでできるところがほとんどなので、その時間になったら、航空会社のHPからチェックインをすませ、同時に良い座席もゲットしましょう。搭乗券もダウンロードしておけば、スマホをかざすだけでペーパーレス。さらに、搭乗予定のエアのアプリを導入しておけば、チェックインや搭乗券の入手もここからできます。ゲート変更などは、アプリのほうが電光掲示板より早い場合もあります。
とはいえ、飛行機での旅行を取り巻く環境は日々変わり、従来の情報が当てはまらないこともしばしば。なので、搭乗前は入念な情報収集が必要です。それによって、空港であたふたせず、予算もオーバーすることなく快適な旅を楽しむことができます。空いた時間と浮いた予算は旅先に向けたいですね。