白米よりも栄養豊富で、玄米よりも食べやすいと人気上昇中の雑穀。雑穀ごはんだけでなく、もっと食生活で登場させたい注目食材です。

雑穀は日常にとりいれやすいデトックス食材

ビタミンやミネラル、また、抗酸化性に優れたポリフェノールを含んでいます。光老化(紫外線などによる皮膚の老化)の防止や腸内環境の改善にも良いとされ、皮膚の老化防止や身体の中からきれいになれるのも雑穀の持つ魅力です。

日本雑穀協会HPより引用

さらに食物繊維も豊富で体内を掃除してくれるので日常的なデトックス食材としておすすめです。

夏の終わりにおすすめの雑穀は?

雑穀は何種類もあり、それぞれに栄養や期待できる効能も違います。そこで日常にとりいれやすく夏の終わりにおすすめの雑穀を、都内で雑穀料理教室などをひらいている健康食プロデューサーで料理研究家の金子みずほさんに聞いてみました。

はと麦
高たんぱくで滋養強壮に加え利尿作用もあり、まさに夏から夏の終わりの身体のケアにもぴったり。 肌をなめらかにするとも言われているので、美肌作りの強い味方。茹でてサラダやスープの具材に。

いなきび
高たんぱくでミネラルが豊富。糖分の分解を助けるため甘い物好きのダイエットには欠かせない雑穀。バテ気味の身体の疲労回復や免疫力アップにも効果的。火を通すとモチモチとした食感になるのでお料理のつなぎやみたらし団子などのスイーツにも。

アマランサス
ビタミンとミネラルの宝庫。ストレス緩和や肌荒れ防止に効果的。茹でても粒がしっかりしているので和え物やパスタの具材にもおすすめ。クエン酸たっぷりの梅と旬の野菜との和え物で夏バテ防止にも。


このなかから、はと麦をつかったレシピをおしえていただきました。

海老とブロッコリーとはと麦のガーリック炒め

<材料>(2人分)

ブロッコリー 1個
エビ 8尾
はと麦 30g
にんにく 1片

エキストラバージンオリーブオイル 大3 
塩 ひとつまみ
黒胡椒 適量
マヨネーズ 適量
鷹の爪 1本

<作り方>
1. はと麦を水洗いし、鍋にたっぷりの水を入れ火にかける。 沸騰してから15分ほど茹でたらざるにあげしっかり水をきる
2. エビは背わたを取り下処理をしておく
3. ブロッコリーを一口大に切り水洗いしてから電子レンジで1分半蒸す
4. にんにくはみじん切り、鷹の爪は種を取り除いて細切りに
5. にんにく、鷹の爪、オリーブオイルをフライパンに入れて火にかけ、にんにくの香りがしてきたら、2,3の順で入れ軽く炒める
6. 5にはと麦を加え、塩、胡椒で味付け
7. 火を止めてからマヨネーズを混ぜ合わせできあがり

これからは雑穀をどんどん料理にとりいれて、ますます体内美人をめざしたいと思います。

[日本雑穀協会,Salon Blue Dragon]
(デトックスセラピスト 田中幸子)

RSS情報:http://www.mylohas.net/2015/08/048574millet.html