もうすぐ夏休みが始まります。子どもと一緒にどこに行こうか頭を悩ませる時期ですよね。こんなとき、わたしが選ぶのが美術館。子連れで大丈夫? と思われますが、じつは子ども向けの企画展もあり、涼しい場所で楽しく過ごすにはもってこいの場所なんです。 この夏の注目は「きかんしゃトーマス」

東京都現代美術館では、2015年7月18日より「きかんしゃトーマスとなかまたち」展が開催されます。「きかんしゃトーマス」の絵本が出版されたのが1945年。その後、30カ国以上のテレビや映画で映像化され、誰もが知っている世界的キャラクターになりました。

そんな「きかんしゃトーマス」の原作出版70周年を記念して「みる・しる・たのしむ」の切り口で、わくわくどきどき子どもはもちろん大人も楽しめる展覧会になりそうです。

レジナルド・ダルビー「トーマスと貨車」1946年 ©2015 Gullane(Thomas)Limited.

参加型だから飽きずに大喜び

展示を見ているだけでは、子供はあきてしまいます。ところが、展示室で遊ぶことができたら、ずっとその場を離れないもの。今回はトーマスとその仲間たちと一緒に写真を撮ったり、ミニ電車やメディアアート作品で遊べる参加体験型の展覧会になっています。思わず、童心にかえって楽しんでしまいそう。

レジナルド・ダルビー「ジェームスとシルクハット」1948年 ©2015 Gullane(Thomas)Limited.

美術館は子連れにもやさしい

最近の美術館は、子連れ対応も充実。東京都現代美術館はベビーカーの無料貸し出しがあり、エレベーターを使っての会場移動もできます。もちろん館内のレストランも子連れOK。授乳室も完備されており、マイケル・リンさんがデザインしたアートな空間でゆったり過ごせます。鑑賞後にミュージアムショップで親子おそろいのアイテムやおみやげを探すのも楽しいですね。

さらに遊び足りないなら、隣接している木場公園で思い切り遊んで帰るのもよさそうです。

ジョン・T・ケニー「とびこんだパーシー」1957年 ©2015 Gullane(Thomas)Limited.

[「きかんしゃトーマスとなかまたち」展]


会場:東京都現代美術館(企画展示室3F)
住所:東京都江東区三好4-1-1
最寄り駅:東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分/ 都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分
TEL: 03-5245-4111(代表)
開館時間:10:00~18:00(7~9月の金曜日は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(7月20日、9月21日、10月12日は開館)/7月21日、9月24日
会 期:2015年7月18日(土)-10月12日(月・祝)

(小林純子)

museum via shutterstock

RSS情報:http://www.mylohas.net/2015/07/047302thomas.html