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頭でなく、舌と胃袋で食べる【あるベジタリアンの食卓】

2015/06/27 13:00 投稿

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食べるものを選ぶとき、大事なのは自分の舌が好きかどうかで選ぶことだと思うのです。自分がその味が好きかどうか。味そのものが好きかどうか、です。というのは、いろいろな情報につられて「おいしい」と思い込んでしまうことって結構あるのです。

雑誌やテレビで紹介されているのを見たり、誰かがおいしいと言っているのを聞いて何かを食べるとします。そんなとき、どこかでこれは「おいしいはず」と思っていたりします。すると、たとえおいしいと感じなくても、おいしいと思い込んでしまうのです。

以前、仲間と暗闇で食事をしたことがあります。はい、お茶、と渡された飲み物が、実は茶葉がまだ入っていないお湯だったのですが、しばらくは誰も気づきませんでした(笑)。お湯を、お茶だと思えてしまうのが、私たちの脳なのだなあと実感しました。

たとえば玄米などの健康であるとされる食べ物。それを食べた時、実際はどう感じますか?ああ、おいしい、そう感じるでしょうか。これをおいしいと感じないなんて、ちょっと変かもしれない、なんていう思いが意識的にせよ無意識的にせよあったりします。

でも、子どもはまだそんな考えがないので、玄米を食べるとおいしくない、と言う子が多いですね。ひとつには、子どもには排出する力がきちんと備わっているので、玄米のようなデトックス効果の強いものは必要ではないとも言われています。反対に、お米は白米がいちばんだ! と思っていても、玄米そのものの味は感じられないかもしれません。

頭でなく、舌と胃袋で食べる。そうすると、適切なものを適切なだけ食べられると思うのです。

今日食べたもの:ミニトマトとにんじんの葉っぱのペンネ

ミニトマトをたくさんいただいたのでパスタにしました。香りがよいにんじんの葉っぱ。天ぷらや佃煮もおいしいですが、パスタにもよく合います。

細かく刻んだにんじんの葉っぱをオリーブオイルでよく炒めます。たっぷりのお湯に塩を多めにいれてペンネを茹でます(パスタは何でもいいと思います。この日はたまたまペンネしかなかったのです)。パスタの煮汁を少し足しながら、にんじんの葉っぱが柔らかくなるまで加熱します。半分に切ったミニトマトを加えて炒め、茹であがったパスタを入れてざっと炒めて塩こしょうで味をととのえます。

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