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「逆さ富士」が浮かぶ湖畔で映画と音楽を楽しむオトナフェス

2015/06/27 21:00 投稿

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もはや夏の風物詩という言葉がピッタリとなった夏フェス。最近は音楽やグッズ、食事だけでなく、ロケーションやクリエイティブ面にもこだわりを持ったイベントが増えています。 昼はライブ、夜は映画。1日でふたつのフェス体験

数ある夏フェスのなかで注目したのが、千円札の「逆さ富士」としても知られる富士五湖・本栖湖でおこなわれる野外映画祭&音楽フェス「湖畔の映画祭」。夜は月明かりの下で映画鑑賞、日中は大自然をバックに楽しむ野外ライブと、1日でふたつのフェスを満喫できます。

自分を見つけなおすキッカケをくれる、作品に出会う

映画は、著名な賞を獲得した作品から新進気鋭の個性派までが揃い、どれもセンセーショナルな内容。自分の生き方、考え方と照らし合わせながら観れば、散らかった心を整理できるかもしれません。

百円の恋

第一回「松田優作賞」グランプリ脚本の映画化

自堕落な毎日を送っていた32歳の一子が働く百円ショップに、仕事帰りにのぞき見していたジムのボクサーが訪れる。忘れ物をキッカケにふたりは接近し、同居をはじめ、体を重ねる仲に。そのうち、一子のなにかが変わりはじめ――。

ぼんやりと「変わりたい願望」を持っている人に、変わるキッカケやヒントをくれる作品です。一子を演じる安藤サクラの独特の存在感と表現力に魅入り、感情移入してしまうかも。

ゼンマイシキ夫婦

FOXムービー プレミアム短編映画祭 2014 最優秀賞

平凡な毎日をすごしながらも仮面夫婦の背中には、自分ではまわす事ができないゼンマイがついている。自分のゼンマイは相手にまわしてもらうしかない。何のために相手のゼンマイをまわすのか? 

「背中のゼンマイ」という現実味がない設定のなかで、夫婦とは、そして愛のリアルを考えさせる作品です。

このほかにも、話題作の上映が数多く決まっています。

ライブでは、これから活躍が期待される幅広いジャンルのアーティストが登場。スウェーデンの伝統楽器を自在に操り北欧独特のリズム感を奏でる「Drakskip」や、誰もが知っている有名アーティストのバックを多数担当するサックスプレイヤー「木村佳代子」のサックスソロなど、日ごろ出会えない音に触れる機会になりそうです。

会場となる本栖湖キャンプ場には、映画祭専用のテントゾーンが開設され、夜明けと共に富士山を眺めることができます。(レンタルテント宿泊券1~2名用8,000円、3~4名用12,000円)

音楽、映画、そして大自然が三位一体となった、夏こそ体感したいアーティスティックフェス。逆さ富士の美しさに心も洗われる、オトナのための一日になりそうです。

[湖畔の映画祭 - Fuji Motosuko 野外フィルムフェス]

会場:山梨県富士五湖・本栖湖キャンプ場

日程:2015年8月1日(土)12:00~2日(日) 3日早朝まで

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18

宿泊:本栖湖キャンプ場内 映画祭特設テントサイト(レンタルテントあり)

本栖湖キャンプ場 0555-87-2306

料金:1日通し券2,500円(当日券3,000円) 2日通し券4,000円(当日券4,500円)

主催:湖畔の映画祭実行委員会 協力/本栖湖観光協会

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