パソコンを使って働くひとの職業病、ドライアイ。
少しでも快適に仕事するために、ドライアイ研究の第一人者、横井則彦先生(京都府立医科大学)がすすめる、ドライアイにならないための8つの工夫を見てみましょう。
ドライアイにならないための日常生活での8つの工夫
1. エアコンの風が直接、目に当たらないようにする
2. パソコンの画面は目より下にする。
3. パソコンなどは1時間作業したら、10分~15分くらい目を休める。
4. 目が疲れたら、目を暖める。
5. 乾燥した部屋には加湿器や、濡れたタオルを置くなどの工夫をする。
6. 目薬を効果的に使う。防腐剤の入っていない人工涙液タイプの目薬を選ぶ。
7. 交感神経が緊張していると瞬きの回数が減り、涙の分泌が減少するため、ストレスと上手に付き合う。
8. コンタクトレンズの装用期間を守る。眼科を受診し、目の乾燥感と気になる症状を医師に申し出て、適切なレンズを処方してもらう。
2の「パソコンの画面は目より下にする」は、パソコンの画面が目と並行、あるいは目より上にあるときと比べ、目を開けている面積が少なくなるために、涙が蒸発しにくいのだそう。
3の「1時間作業したら、10分~15分くらい目を休める」をきちんと守るのは難しいと感じましたが、それくらい、今は目に負担がかかっている状態と言えそう......。
涙の量の減少や、涙の質のアンバランスが原因で、目の表面に炎症が起きてしまうドライアイ。日本アルコンのサイトによると、10秒間まばたきをせずに目を開けていられないなら、ドライアイの可能性大とのこと。他にも、目が疲れやすい、物がかすんで見える、目が痛いなどの症状があれば、ドライアイの可能性が高いそうです。
[日本アルコン]
(織田愛)
image via Shutterstock
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