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和菓子屋さんが食べたい和菓子。甲斐みのり「コンフォート雑貨のある暮らし」

2015/06/11 23:30 投稿

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季節、風土、歴史、ゆかりある人、素材......。その土地、この国が、手のひらサイズの小さな景色に姿をかえてあらわれる。甘い景色を前にすれば、ななめに傾いた機嫌だって、すくっとまっすぐ起き上がる。

日菓の和菓子(琥珀製)「テトリス」。

慌ただしく過ごす中、目の前のお菓子に、季節や自然を教えられることもよくあること。「ほら、夏がやってきましたよ」「この花が咲きはじめました」と。

たとえば、小さなまるい粒。季節や色や素材によって、雨に見えたり、光に見えたり、空を飛ぶ鳥に見えたり。味わう前にまず、目と心で感じる楽しみを与えてくれる。

日菓の和菓子(羊羹製)「3時のおやつ」。

「私が和菓子を好きな理由」は、まだまだあって、それでももっともっと、あらたな和菓子・あらたな店・あらたな職人さんに出会いたいと、日本全国「お菓子の旅」に出かけている。

6月に、お菓子の旅に出るなら京都だ。それも、日にち限定で。6月21日、日曜日。京都左京区一乗寺で、甘党のための市がたつ。その名も「山滴る、甘党市」。

「山滴る、甘党市」のメインビジュアル。チラシにもなっています。

京都を拠点に活動する創作和菓子ユニット「日菓」の内田美奈子さん、京都・一乗寺でギャラリー・カフェ&ショップ「Black bird White bird」を運営していた大久保加津美さん、みたらし団子や抹茶ホットケーキが人気の甘味処「うめぞのCAFE&GALLERY」の西川葵さんらが手と手をとり、老舗から若手まで、話題の和菓子を一同に集めた。

森のおはぎ、おはぎいろいろ。

まっちんの「大地のかりんとう」。

「この10 年、和菓子業界では新しい作り手、職人、お店が増えています。伝統をふまえながらも熱のこもった数々の新しい試みが行なわれ、ふつふつと今にも爆発しそうなパッションのマグマを感じます。今までにない新しいデザインのものが登場したり、異業種とのコラボ企画などが話題となり、和菓子は若い人たちにも再注目されています。そんな今だからこそ、人気の和菓子を集めて、気軽に足を運んでもらえるマーケットを開催したいと思いました。コンセプトは『和菓子屋さんが食べたい和菓子』」と、実行委員会からの言葉。

来場者の中からも、これからの和菓子職人が生まれるかもしれない。

[山滴る、甘党市]

日時:2015年6月21日(日)11:00 - 21:00 
場所:恵文社一乗寺店 イベントスペース COTTAGE

各店舗ごとのブースでの和菓子販売、イートインのほか、ワークショップ、トークショー、和菓子にまつわる展示や和菓子本コーナーの設置なども。参加店など詳細はこちら。

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