食生活についても同じで、たとえば健康になりたいから、ダイエットしたいからという大きな枠組みではなく、なぜ健康になりたいのか、なぜ痩せたいのか、を自分に問うてみる。そうすると、食生活は、変えたいとか変えるべきもの、ではなくなって、自然とあるべき内容になっていくとおもいます(もしかしたら変える必要すらないかもしれません)。
もしも、自分の目的が明確でありながらも、ついこれまでの習慣に飲み込まれてしまう、という場合には、最初は知性をフルに使うことが必要かもしれません。舌は、五感を司る感覚器官のうちで最もコントロールが難しいと言われています。自分の感覚が、外側の環境に影響を受けること(これについてはまたの機会にくわしくご紹介したいとおもっています)、脳みそは意外と判断を間違えること、余計な食欲をあおる食材があることなどを知識として持っていることは役に立つとおもいます。
今日食べたもの:椎茸と昆布の佃煮お味噌汁などの出汁には干し椎茸と昆布を使っています。出汁に使った干し椎茸と昆布は、料理に使うこともありますが、たいていは一定量になるのを待って、佃煮にします。
干し椎茸は薄切りに、昆布は適当なサイズに切ります。まずは水でコトコト煮て昆布をやわらかくします。きび砂糖とお醤油を加えて煮詰めていきます。水分がなくなるまで煮たらできあがり。ごはんのおともにぴったりです。