短時間で効果的に疲労を回復させてくれるとあり、この手法を用いたアプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」は現在90万ダウンロード越え! 忙しい合間に効率的に休息をとりたい人、なかなか眠れないなどのお悩みをかかえる人、ゆっくり心を落ち着かせたい人など、さまざまな人がそれぞれにあった方法で活用しています。
究極のリラックス法って実際どんな感じ?あっという間に90万もの人が興味を持ったヨガ・ニドラー、実際にやってみたら、いったいどんな感じがするのでしょうか?
このアプリの監修を務めたヨガインストラクターのキミ先生(スタジオ・ヨギー エグゼクティブ・ディレクター)が行った体験会に参加してきました。
体験会の様子
体験は、ごく軽く身体を動かすハタヨガからスタート。瞑想やヨガ・ニドラーをするときは、行う前に身体を動かすと心が落ち着いて良いのだそう。15分ほど呼吸にあわせて動いているうちに、凝り固まっていた身体がほぐれ、気持ちも軽くなっていくのを感じます。
身体がゆるんだところで、ついにヨガ・ニドラーに。仰向けになり、身体をらくにしたところで、耳に心地よいキミ先生のガイドが始まります。「右足のつま先を前後に動かしましょう。左右にも動かしたら力をぬきましょう」「後頭部を一度床に強くおしつけ、そのあと、すっと力をぬきましょう」などのガイドにあわせ、全身のこまかな部位に順に意識を向けていきます。
ふだん意識することの少ない部位。力を入れたり抜いたりすることで起こる身体の感覚に集中していると、いつの間にか雑念がなくなっていきます。身体感覚にフォーカスすることで、雑念から解放されるという感じでしょうか。あくまでも筆者の感想ですが、「これが終わったら何をしよう」「あの仕事、どうなっていたっけ?」など、ふだん常に回転している脳がシフトチェンジし、「せわしなく考える脳」から「ゆったりと感じる脳」になった感覚です。
声でのガイドが終わると、そのまま静かに瞑想タイム。ティンシャ(鐘)の音が瞑想の終了をつげたときには、15分という時間があっという間に過ぎていたことに驚きました。何も考えていた覚えがないのに、いつの間にか時間がすぎている。無に近い状態になり、時間の感覚がない。これが、瞑想状態に入っていたということかもしれません。初心者にはなかなか難しいといわれる瞑想状態へ、ヨガ・ニドラーが導いてくれたようです。
一連の流れが終わってみると、びっくりするほど気分すっきり。リラックスできたのはもちろんですが、思考がクリアになった感じがして元気がわいてきました。これが、「ヨガニドラーはリラックスと活力をくれる」といわれる理由かもしれません。
ヨガ・ニドラーを教えてくれたキミ先生
ヨガ・ニドラーのクラスが誕生!とは言え、ハタヨガ、ヨガ・ニドラー、瞑想という一連の流れを、ひとりで行うのはなかなか大変。そんなときには、全国に展開するヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」に誕生した「ヨガ・ニドラー(寝たまんまヨガ)」のクラスがおすすめです。
リラクセーションを深めるのに適したヨガポーズから始まるクラスは、身体と心のリフレッシュにぴったり。経験を積んだインストラクーのガイドに身を委ねていると、知らず知らずのうちにたまっていたストレスが溶けてなくなっていくのを実感できます。
体験会の日のトークセッションに登壇した医師の石井正則先生によると、瞑想のリラックス効果や脳への好影響は科学的にも立証されているそう。また、ヨガ・ニドラーが初心者を瞑想状態に入りやすくするというデータも確実に集まり始めていると言います。
ストレスを溜め込みがちな人に。眠っても疲れが抜けないという人に。瞑想に興味があるけれども、どうやったらいいのかわからないという人に。ヨガ・ニドラーは、さまざまな人におすすめできる、新しい自分メンテナンス方法です。
[スタジオ・ヨギー]
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