「どちらのオイルも効果があります、この勝負は引き分けですね」とグッドマンさんは言います。(中略)カロリーに関してはどちらも同じです。そしてどちらもコレステロールやトランスファットは含んでいません。
[BYDIEより引用]
どちらも体に良いという両オイルですが、その使い方に違いがあるようです。
「もし火を使う料理にオイルを使うならば、加熱によってダメージを受けないココナッツオイルを選びましょう」
「サラダドレッシングなど、火にかけずに使用するならばオリーブオイルは素晴らしい選択です」[BYDIEより引用]
この勝負は両方常備して使い分けると良いようです。その効果を最大にするためにも、オーガニックでコールドプレスのものを選ぶようにしましょう。
アーモンドミルクvs.豆乳何を一番に考えるかによって結果が変わります、とグッドマンさん言います。
「豆乳と比べてアーモンドミルクはカロリーが低く、また飽和脂肪を含みません」「250ml中、アーモンドミルクはより多くのカルシウム、ビタミンA、D、Eを含んでいます」
しかしながら豆乳は、より多くのタンパク質を含んでおり、さらにアーモンドミルクは体内の炎症を起こすカラギナンと呼ばれる物質を含んでいることがあるとグッドマンさんは言います。
[BYDIEより引用]
最近日本でも人気が高まっているアーモンドミルクですが、アメリカではデイリー・ソイフリー(乳製品・豆乳不使用)の代替ミルクとしてとても人気があります。どちらもそれぞれ利点があるということですので、偏らずにどちらもバランス良く取り入れるのが良さそうです。
白身vs.卵「黄身を含む卵に軍配があがります。特に調理しすぎると栄養素が減ってしまうので、黄身が固まっていない状態の時にこの勝敗となります。」とグッドマンさんは言います。「確かに白身は黄身と比較してカロリー、コレステロール、脂肪は少ないですが、各種ビタミンやミネラルは黄身にのみ含まれているのです。白身だけを食べると、ビタミンB類、ビタミンD、鉄分が摂取できません」
[BYDIEより引用]
アメリカではコレステロールやカロリーを気にして、白身だけを食べる人も多いですが、黄身にしか含まれない大切な栄養素があるということですから、丸ごと食べたほうが良さそうです。調理しすぎない方がより効果的に栄養素を摂取できるのであれば、半熟の目玉焼きや卵かけご飯なども手軽で栄養価の高い食事と言えます。できるだけケージフリーのオーガニックの卵を選ぶようにしましょう。
ツナ缶、サーモン缶、イワシ缶「魚はタンパク質やオメガ3脂肪酸の宝庫です」とグッドマンさんは言います。「3つともタンパク質やオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいますが、ツナは最も水銀を含んでいます。イワシとサーモンはどちらも良いですが、サーモンの方がより多くのビタミンB、D、コリンを含んでいます。」
[BYDIEより引用]
常備しておくと便利な缶詰ですが、軍配はサーモン缶に上がるようです。手軽に料理できて、栄養素も高いサーモンはアメリカでも人気がある魚です。
今回ご紹介した食材は、どれも入手しやすいものですから、上手く活用してバランスの良い食事を心がけたいですね。
[BYDIE]
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