やんばるに住んでいたら、虫嫌いとはいっていられません。わたしは元々、それほど苦手ではないので困らなかったのですが、 虫が苦手な実家の母にとっては試練だったようです。
よく見ていると虫嫌いの人は、虫を見ると、逃げるか殺すか、どちらかの方法をとるようです。ときに後者の対応をする人だったりすると、もう心苦しくてたまりません。「なにもしないんだから、虫だけに無視すればいいのに......」と思ってしまいます。
そういえば、ジャポニカ学習帳のノートも虫でしたが「気持ち悪いから」というクレームによって、全部変更したそうです。
草刈りをしたりすると、気がつくと肩に立派な真っ黒い毛虫がのっていたりします。ちいさなほうきでパパッと払ってから、「ぎゃー」と叫んで怖さを放出しますが、わたしも毛虫だけはどうも苦手です。でも、共存しているので、これからも同じことはたくさんあるでしょうから、少しでも慣れてしまいたいものです。
さて、すっかり虫の話になってしまいました。キャベツ、そう、キャベツのこと。
届いたその日、キャベツだけのお好み焼きらしいものを作りました。薄力粉に少しだけ白玉粉を混ぜて、だし汁でゆくる溶いた生地でキャベツを焼きます。4人で丸々ひと玉のキャベツをペロリと平らげてしまいました。子どもたちはキャベツが大好きです。
他にも、ざくざくと切ってからお皿にのせ、ごま油、にんにく、塩を全体に振り、蒸気のあがっている蒸し器で5分ほど蒸します。ただそれだけですが、とてもおいしくて気に入っています。
豆とキャベツとココナッツのインド風炒めや、キャベツいっぱいのコロッケ、あんなにあったはずのキャベツはたちまちなくなってしまいました。
そんなことを、お礼がてら送ってくれた友人に話したら、また届きました! キャベツさん。嬉しいなぁ。
さて、今日はキャベツとクミンシードとにんにくのソテーを作るつもりです。にんにく好きの夫のために、にんにくは増量で。今回も、あっという間になくなりそうです......。